イラク戦は引き分けでも駄目?【日本にとって最悪の結果となったサウジ×豪州】

・三つ巴の争いは佳境を迎える…
日本代表が親善試合でシリアと1-1で引き分けた翌日、サウジアラビアとオーストラリアの2位、3位対決が行われた。この試合、ジュリッチの2ゴール等でオーストラリアがサウジアラビをホームで下し、グループBは日本、サウジアラビア、オーストラリアが同勝ち点で並んだ。文字通り「三つ巴」の形となっているのだ。

勝ち点は3チームとも16で、得失点差でかろうじて日本が首位をキープしている状態だ。そして2位サウジアラビア、3位オーストラリアと続いている。消化試合が一つ少ない日本は、12日にテヘランでイラクと対戦するが、日本代表にとってこの試合結果は最も厳しいシチュエーションを招いたと言える。

たしかに、イラク戦で仮に敗れた場合でも、一点差であればまだ首位をキープすることができる。順位表だけを見てみると、一見イラク戦はさほど重要でないとの見方もできるが、実は一切そんなことはない。

・日本代表にとって厳しい状況に
というのも、日本代表は残りの二試合、オーストラリア(8月)と、サウジアラビア(9月)との戦いを残しているからだ。しかも、最終節のサウジアラビア戦に関しては、中東のアウェー戦。つまり最後の二試合が、今予選最大の山場となるわけだ。
日本の理想は、何としてでも8月のホームのオーストラリア戦でワールドカップ出場権を獲得するということ。最終節アウェーでのサウジアラビア戦は、「中東の笛」はもちろん、気候の面でも厳しい戦いを余儀なくされることが想定される。そうした状況の中で、サウジアラビアから勝ち点を奪うことは至難の業であることは間違いない。

最終節を待たずして、オーストラリア戦できっちりワールドカップ出場権を得るためには、やはり「イラク戦での勝ち点3」が絶対条件となる。もし仮に、2位のサウジアラビアが3位のオーストラリアを下していれば、日本はイラク戦を仮にドローで終えたとしてもワールドカップ出場という観点で言えば大きな問題にはならなかっただろう。

しかし、オーストラリアがサウジアラビア相手に勝利しストレートイン圏内に迫ったことで、日本としては非常に大きなプレッシャーがかかるものになった。
最終節を「消化試合」にするためには、次のイラク戦で確実に勝利をものにする必要がある。ここで勝ち点1や0で終えた場合、残す2試合に大きな大きな重圧がのしかかるだろう。

イラク戦は、ハリルホジッチ監督、ハリルジャパンの真価が問われるゲームになる。

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