伝統の南米対決はアルゼンチンに軍配!ブラジルの猛攻を最後まで凌ぎきる

・9万5000人がつめかけた伝統の一戦
9日、オーストラリアのメルボルンで、ブラジルとアルゼンチンによる親善試合(スーペルクラシコ)が行われた。この試合でアルゼンチンが絶好調ブラジルを1-0で退け、ワールドカップ予選に向けてこの上ない大きな弾みをつけることに成功。

「南米の顔」である両チームの対戦を一目見ようと、メルボルン・クリケット競技場にかけつけたサポーターの数はなんと9万5000人。そんな大観衆が見守る中、アルゼンチンはセビージャでプレーするガブリエル・メルカドのこの日唯一のゴールでライバルを下した。

ワールドカップ予選でも他を寄せ付けない強さでグループ首位を独走し、すでに本戦出場を決めている世界ランク1位のブラジルだったが、この日はネイマールを欠いたこともあり自慢の攻撃陣が不発。
試合自体はブラジルが優位に展開するも、アルゼンチンに値千金の一発を仕留められた格好となった。今予選14試合でわずか1敗、10失点しかしていないブラジルが珍しく膝を着いた瞬間だった。

・この勝利をきっかけにチームを立て直すことができるか?
それぞれのチーム情勢を考慮すると、いわば「金星」と言ってもいいような大きな勝利を手にした一方のアルゼンチンは、ワールドカップ予選で本戦ストレートイン圏外の5位と低迷している。残すはたったの4試合と言うことで、ロシア行きがいよいよ本格的に危ぶまれる非常事態となっている。

この日勝利を収めた、ホルヘ・サンパオリ監督の初陣となったアルゼンチンだが、試合の中身はというと、ガブリエウ・ジェズスやウィリアンのシュートが立て続けにポストを叩くなど、たびたびブラジルの猛攻にさらされ、終始ゲームを支配されていた。また、絶対的エースであるリオネル・メッシも、この日はブラジルのディフェンス陣に徹底的にシャットアウトされ、ほとんど何もすることができなかった。

試合内容をひも解いてみると、ワールドカップ本戦出場に向けて不安の残る内容であったことは間違いないが、ホルヘ・サンパオリは試合後、「我々にとって苦しい時間帯が多かったが、そうした時間帯も含めて今日の選手たちの働きぶりを高く評価したい。準備万全とは言い難い状態ではあったが、チームとしていいプレーができ、アルゼンチンの魂を見せられた。対ブラジル戦は非常に重要な勝利で、いつだって単なる親善試合ではないのだから。」とあくまで勝利したチームに賛辞を送った。

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