・コンフェデレーションズカップ2017が本日開幕
現地時間17日、来年行われるワールドカップのプレ大会的位置付けのコンペティション、コンフェデレーションズカップ2017がいよいよ幕を開ける。参加国は、各大陸の選手権を制覇した王者達プラス、ワールドカップの開催国ロシアだ。
以下同大会の参加国及び組み分け
<出場国>
・ロシア (開催国)
・ドイツ (2014年W杯優勝国)
・ポルトガル (EURO2016優勝国)
・カメルーン (2017年アフリカネーションズカップ優勝国)
・チリ (2015年コパ・アメリカ優勝国)
・メキシコ (2013年CONCACAFゴールドカップ優勝国)
・オーストラリア (2015年アジアカップ優勝国)
・ニュージーランド (2016年オセアニアネーションズカップ(兼2018年W杯予選)優勝国)
<グループリーグ>
▼グループA
ロシア
ニュージーランド
ポルトガル
メキシコ
▼グループB
カメルーン
チリ
オーストラリア
ドイツ
・注目はロナウド有するポルトガル
欧州からはブラジルワールドカップ王者のドイツと、EURO2016を制したクリスチアーノ・ロナウド有するポルトガル、南米からはコパ・アメリカ2015覇者のチリが参戦。北中米カリブ海からはメキシコ、アフリカからはカメルーン、アジアからはオーストラリア、オセアニアからはニュージーランドがロシアに乗り込んだ。
同大会は、8か国が2つのグループに分かれてリーグ戦を行い、上位2チームが決勝トーナメントへ進出する。そして、グループAの1位とグループBの2位が、グループBの1位とグループAの2位がそれぞれ準決勝を戦い、その勝者がファイナルで激突する。
注目チームは、やはりチャンピオンズリーグで連覇を達成したばかりのクリスチアーノ・ロナウド率いるポルトガル、エジルやクロース、ミュラーといった主力組を温存させ、新戦力発掘を試みるドイツ、アルトゥーロ・ビダル、アレクシス・サンチェスといったタレントが揃う南米王者のチリといったところだろう。
また、同大会常連で、過去にブラジルを撃破する等数々のアップセットを起こしてきたメキシコも侮れない。
また注目すべきは試合だけでなく、来年のワールドカップで導入予定の「ファンID」システムの試験も見どころだ。ファンIDとは、観客の身分を証明兼、公共交通機関を無料で利用することができるというもので、今大会これが観客に提供されるのだ。こうした運営面でも注目が集まるコンフェデレーションズカップ2017は、17日グループA第1節のロシア対ニュージーランドで幕を開ける。