ドイツとイングランドによる準決勝は壮絶な試合に…スペインが待つ決勝戦に駒を進めたのは?

・大会屈指のビッグマッチは壮絶な展開に
27日U-21欧州選手権の準決勝、イングランド×ドイツの試合が行われた。
グループリーグを2勝1分の勝ち点7で首位通過したイングランドと、2勝1敗の勝ち点6で2位通過したドイツによる準決勝は、壮絶な試合となった。

先ず均衡を破ったのはドイツだった。34分、ペナルテイエリア右からのクロスボールに反応したダヴィー・ゼルケが、ヘディングシュートをゴールマウスへ突き刺した。

先制ゴールを許し劣勢の状態となったイングランドだが、その6分後に即座に反撃。右コーナーキックから、混戦状態となったエリア内でボールを受けたデマレイ・グレイがこぼれ球を死にもの狂いで押し込んだ。このゴールにより、1-1で前半を折り返す。

後半立ち上がり早々、イングランドが逆転に成功する。完全に右サイドを崩して突破すると、最後はペナルテイエリア内に飛び込んだタミー・アブラハムが押し込んでイングランドが2-1とする。

ただ、ドイツもゲルマン魂を見せる。69分、左コーナーキックからニアサイドに飛び込んだフェリックス・プラッテがヘディングでゴール。全盛期のクリスチアーノ・ロナウドを彷彿とさせるような打点の高いヘディングシュートでドイツが2-2に追いついた。その後も一進一退の攻防が続くも、90分では決着がつかず試合は延長戦へ突入。

しかし、120分が経過しても両者にゴールが生まれることはなく、決着の行方はPK合戦に委ねられることに。PK戦は両者一人目のキッカーが落ち着いて決めるも、イングランド、ドイツ両方の2人目のキッカーが失敗。先行のドイツは5人蹴って4人が成功。
そして、後攻のイングランドの最終キッカーはネイサン・レドモンド。レドモンドが蹴ったシュートは、無情にもドイツ代表の守護神ユリアン・ポラースベックに阻まれてしまった。結果、PK戦4-3でドイツがイングランドを退け、決勝へコマを進めた。120分間の死闘は、2本のペナルティキックをセーブしたポラースベックの活躍で、ドイツに軍配。

決勝戦は28日、同日サウール・ニゲスのハットトリックでイタリアを3-1で下したスペインと対戦。グループリーグ2位通過ながら、無敗突破のイングランドを破って決勝へ進んだドイツだが、カップを争う最後の相手は今大会史上最強の呼び声高いスペインだ。はたしてポラースベック率いるドイツ守備陣は、サウール・ニゲス、アセンシオ、デウロフェウといったタレントを封じることができるだろうか?

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