勝敗の鍵は「スタミナ」?コンフェデレーションズカップを制覇するのはチリかドイツか

・明日コンフェデレーションズカップ決勝戦
ロシアで開催中のコンフェデレーションズカップは明日決勝戦を迎える。勝ち残ったのは南米王者のチリとワールドカップ王者のドイツ。決勝戦の前に、両者の今大会の歩み、決勝戦の見どころをおさらいしてみよう。

まずはチリ。今大会ホルヘ・バルディビアこそ不在だが、アタッカーにエドゥアルド・バルガス、アレクシス・サンチェス、中盤にアルトゥーロ・ビダル、アランギス、最終ラインにはギャリー・メデル、ハラ、守護神にクラウディオ・ブラボとベストメンバーを揃えた今大会のチリ。昨年のコパの決勝アルゼンチン戦と同じように、準決勝ではヨーロッパ王者のポルトガルを相手にPK戦で堂々勝利した。

ただ、過密日程でここまで選手の入れ替えもほとんどできていないチリは、試合を積むごとに疲労の色が顕著に出ている。主力選手の平均年齢が高齢になってきていることも相まっているだろう。グループリーグ最終戦のオーストラリア戦でも、チームの真骨頂であったはずのハードワークの部分であからさまに相手に引けを取っていた。

決勝戦でどれだけの力が残っているのかは未知数だが、オーストラリア戦のような試合の入り方をすると、間違いなくドイツの餌食になるだろう。

今大会、ワールドカップの優勝メンバーであるエジルやミュラー、クロース、ノイアーといった主力を一切招集せず、若手育成、新戦力発掘に重点をおいたドイツ。

それでも、ベルナー、ゴレツカといった新戦力の躍動で決勝戦まで勝ち進んできた。レーブ監督はメンバー構成も試合毎に細かく変え、疲労もチームで分散させ、盤石の戦いぶりでここまで来た。誰が試合に出ても一定のレベルを損なうことなく、訪れたチャンスを確実にものにする。これで事実上2.5軍というのだから、本当に恐ろしい。チームキャプテンを務めるパリ・サンジェルマンのユリアン・ドラクスラー自身も、「正直ここまで勝ち上がれるとは思ていなかった」と語るほどだ。

決勝戦は、テクニックのドイツ、ハードワークのチリといった構図になるが、チリがどれだけハードワークできるか、スタミナが残っているかによって試合の展開は大きく変わるだろう。グループリーグでは1-1の痛み分けに終わった両者だが、はたしてどちらのチームに軍配が上がるのか。どちらが勝利しても、同大会初優勝となる。

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