岡崎がWBA戦に先発出場 スリマニとコンビを組んで得点演出

・先発出場の岡崎が得点を演出
現地時間19日、レスター所属の日本代表岡崎真司は、香港で開幕したプレミアリーグのプレシーズンマッチ「アジアトロフィー」の初戦に先発出場した。一戦目の相手はウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンで、この試合に45分間出場し、今や真骨頂ともいえるハードワークで指揮官に猛アピールした。

この日はアルジェリア代表のイスラム・スリマニとともに2トップを組んだ岡崎。その他リヤド・マフレズ、エンディティといった昨季の主力メンバーも先発に名を連ねたが、キャプテンのモーガンやヴァーディ、フクス、ドリンクウォーターといった選手は出場せず、控えメンバー中心でのスタートとなった。

試合は開始10分に動く。ウェスト・ブロムウィッチのロドリゲスにミドルレンジから豪快なシュートを叩きこまれレスターは先取点を奪われる。しかし22分、マフレズが中盤でボールを受けると自慢のドリブルでゴールへ迫る。
前に走り込んでいた岡崎が斜め前方へ献身的にスプリントし、黒子役に徹する。するとドリブルで突破したマフレズがそのまま左足でシュートしゴール右隅へ突き刺した。前半の早い段階でレスターが1-1の同点に持ち込む。

得点シーンに関与した岡崎は、その後も献身的な動きを見せ、守備面でも豊富な運動量でチームを助ける。前半終了直前の45分という奇妙な時間帯にイングランド代表のジェイミー・ヴァーディーと交代したものの、岡崎は限られた時間の中で自分に与えられた役割を果たすことに成功した。

・今季も厳しいポジション争いが待ち受ける
昨シーズンの前半戦、ラニエリがまだ指揮を執っていたころは、ムサやスリマニといった新戦力の加入もあって十分に出番が与えられなかった岡崎だが、同様にチームも成績不振に陥った。
その後ラニエリが解任となり、コーチだったシェイクスピアが監督に昇格して以降は、優勝したシーズンと同様にヴァーディーとコンビを組んで先発出場することが多くなった。

シェイクスピア体制2シーズン目となる今シーズン、昨シーズンの序盤同様に前線での厳しいポジション争いは不可避だが、岡崎には他の選手より明らかに長けている能力がある。それは、スタミナと献身性だ。今シーズンも、これらを武器にチームの主力メンバーとしてシーズンを戦ってほしいところだ。プラス、もう少しの得点力が加われば、岡崎の定位置確保は堅いだろう。

残留なら来季「飼い殺し」もあり得る原口元気 もう契約延長は無理?

・原口に試練 移籍か、残留か
原口が、所属チームで飼い殺しになってしまうかもしれない…?
ロシアワールドカップを1年後に控えた今夏の移籍市場は、そんな夢舞台への出場にも少なくない影響を及ぼすとあって、とりわけナショナルチームの当落線上にいる選手たちは神経質になっている。

最近の日本代表戦で結果を残しつつある原口元気も、現在重要な決断を迫られている。

ブラジルワールドカップの閉幕後に浦和レッズからブンデスリーガのヘルタ・ベルリンへ渡ったサムライは、昨シーズンウイングでポジションを勝ち取るも、シーズン通してわずかに1得点と寂しい結果に終わった。しかしながら、守備面での献身性や、終盤以降のハードワーク等でチームに大きく貢献し、そうした点がヘルタの評価に繋がっていた。

そんな原口だったが、昨シーズンの終了後にヘルタ・ベルリンからの契約延長オファーをあっさり断ってしまい、退団を示唆したのだ。一部メディアでは、今季からプレミアリーグ1部に昇格するブライトンへの加入が秒読みとも伝えられていたが、この話は白紙になってしまった模様。

・原口退団を想定した補強が既に施されている
原口の退団希望を受けていたヘルタは、当然ながらこの日本人が抜けた後の穴を埋めようと新たな選手を補強する。比較的早いタイミングで、まずはインゴルシュタットからオーストラリア代表のマシュー・レッキーを獲得。さらにはザルツブルクからヴァレンティノ・ラザロの獲得も目前に迫っている。

ステップアップを希望するも買い取り手が見つからず、よもやの「出戻り」になってしまった原口に、はたして来季ヘルタでポジションが与えられるのだろうか。このシチュエーションは非常に危険で、相場通りでいけば「飼い殺し」の扱いを受ける可能性も高い。
事実、先日行われたテストマッチ2試合(ロート・ヴァイス・エアフルト戦、カール・ツァイス・イェーナ戦)でも、前線でのプレー機会を与えられず、サイドバックでの出場を余儀なくされている。

加えて、ヘルタのミヒャエル・プレーツスポーツディレクターは、ドイツ紙「キッカー」のインタビューで「我々の方からゲンキに契約延長オファーを提示することは間違いなくないだろう」と厳しい表情を見せた。

夏のマーケット締め切りまでまだ1ヶ月半残っているが、はたして原口は今後どのような動きを目るのだろうか?残留となれば、来季より増してポジション争いが険しいものとなるだろう。

今日ICCが開幕!注目カードはクラシコとマンチェスターダービー!

・今日ICCが開幕!
今年もプレシーズンのビッグイベントが始まろうとしている。現地時間18日、「インターナショナル・チャンピオンズカップ(ICC)」が開幕する。

2013年からオフシーズンの恒例となっている同大会だが、2017年大会も欧州の実力クラブ15チームが参加。アメリカ、シンガポール、中国の三カ国で開催される。

今一つこの大会のレギュレーションが分からないといった人も多いかもしれないが、各ラウンド(国)でそれぞれ王者が決まるため、実質3チームのチャンピオンが決定するという変則的な仕組みとなっている(一部複数の大会にエントリーしているクラブもある)。また、それぞれのラウンドで勝ち上がったチームが最終ラウンドを行うといったものではない。

さて、シーズン開幕前の風物詩となりつつあるインターナショナル・チャンピオンズカップだが、巨額なファイトマネーが得られることもあって、毎年多くのメガクラブが同大会に参戦する。

当然ながら同大会はあくまで新シーズンに向けてのテストマッチという位置づけになるため、あくまで「優勝」が至上命題というわけではなく、各選手は開幕戦スタメンを目指して自身のアピールに全力を尽くすことになる。したがって局面局面では、本番さながらのビッグネーム同士の激しいマッチアップが見られることだろう。

たくさんの注目カードが並ぶ今大会だが、なんといってもレアル・マドリードとバルセロナによるクラシコ、マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティによるマンチェスターダービーは注目必至だ。

エルネスト・バルベルデを新監督に招聘したバルセロナにとって、シーズン前に、最大のライバルでヨーロッパ王者であるレアル・マドリードと対戦できることは新シーズンに向けて大きな試金石となるだろう。

両者監督就任2年目を迎えるジョゼ・モウリーニョとジョゼップ・グアルディオラによるマンチェスターダービーも、テストマッチとはいえ結果に拘った激戦が見られるに違いない。

その他、バイエルン・ミュンヘンやボルシア・ドルトムント、チェルシー、トッテナム、アーセナル、ユベントス、ミラン、インテル等ビッグクラブが一堂に会するインターナショナル・チャンピオンズカップ。これから2週間は、移籍マーケットの動向とともに、同大会の行方にも注目が注がれる。

来季の原口はサイドバック!?プレシーズンマッチ2試合でまさかのDF起用

・原口がまさかのサイドバック起用
ヘルタ・ベルリンは、プレシーズントーナメントのチューリンガーカップに出場し、15日ロート・ヴァイス・エアフルト戦、16日FCカールツァイス・イェーナ戦と立て続けにゲームを消化。

日本代表の原口元気は、ロート・ヴァイス・エアフルト戦で先発出場し、45分間右サイドバックでプレー。続くFCカールツァイス・イェーナ戦でも後半開始から45分間出場し、やはり右サイドバックでのプレーとなった。
チームはそれぞれ3-0、2-0で勝利し、新シーズンへ向けてチームは良い状態でミニトーナメントを終えたものの、前線でのプレーを希望する原口にとってはきっと複雑な心境だろう。

とは言え、試合に出場すればどんなポジションでも常に全力でプレーするのが原口。慣れないポジションながらも、よく走り、またしっかりボールを動かし、守備面でもスライディングで相手からボールを奪取する等チーム随一の存在感を見せていた。
しかしその反面、サイドバックで良いプレーを見せれば見せる程、来シーズンから後ろの位置でコンバートされてしまう可能性も高まることから、精神的なやり辛さも少なからず感じているはずだ。

・ポジション争いはより激しく…
ヘルタマネージャーのミヒャエル・プレーツは、原口の今回のプレーに好印象を抱いた様子で、「元気については、まだ残留か移籍かどの方向に進むのかもわからない状態だ。だが、私の眼には彼が非常にスッキリとした表情で気持ちよくプレーしているように見えた。一旦交渉を止めて、時間を置いたことが良かったんじゃないかな。」と話している。

退団か移籍かどちらに転ぶか現段階ではまだわからない状況ながら、残留に傾く可能性が高いことを示唆しているようにも受け取れる。

ちなみに10日前は、ドイツ紙「キッカー」の中でミヒャエル・プレーツはこのように語っていた。「移籍が成立しなければ元気は契約満了となる今シーズンいっぱいチームに残ることになる。ただし、険しいポジション争いの戦いは避けられないだろう。なぜなら彼の後釜として、すでにオーストラリア代表のマシュー・レッキーを獲得したんだから。」と厳しいコメントを残していた。

来シーズンはブンデスリーガとヨーロッパリーグの二足草鞋を履いてシーズンを戦うことになるが、はたして一度は退団を示唆したこのサムライは、残留後ポジションを確保することはできるのだろうか…?厳しい戦いが待ち受ける。

ドルトムントが浦和撃破!欠場香川の復帰時期は?代表戦は間に合う?

・香川欠場のドルトムントが勝利
15日、Jリーグワールドチャレンジ2017が開催され、埼玉スタジアムでスルガカップチャンピオンの浦和レッズとポカールチャンピオンのボルシア・ドルトムントが激突。試合は、トルコ代表のエムレ・モルの2ゴールとアンドレ・シュールレのゴールでドルトムントが3-2で浦和を撃破した。

この日日本代表でドルトムントの香川真司は、右肩負傷の影響で試合に出場することはできなかった。ベンチで戦況を見つめていた香川は、「自分が出ていることをイメージしながら観戦していた」と話す。
前半については、「相手も引いていたので、スペースがあまり見つけられずやや攻撃が停滞していた感があった」と指摘。「自分も常に意識しながらプレーしているが、今日は誰かが下りてパスを受ける必要があった」と分析した。

後半からは4バックから3バックになるなど、選手の入れ替えも積極的に行いフォーメーションごと変化させたドルトムント。香川は、「あらゆるポジションに入ることを想定してイメージを膨らませている。出る場所によって役割が大きく変わってくるので、今日も自分だったらどんなプレーをするかな?と考えながら見ていた」と語った。

・開幕戦に間に合えば代表戦も見えてくる
また、自身の復帰時期については、「まだはっきりとはわからないけど、チームドクターとじっくり話し合いながら」と慎重な姿勢を見せるも、「2次キャンプあたりからは少しずつ合流してでいけるんじゃないか」と今後の見通しについて言及。シーズン前の出遅れは気になるところだが、「怪我の状況が状況なだけこればかりは仕方がない」と割り切っていた。

19日のブンデスリーガ開幕戦に間に合えば、当然ながら8月31日(オーストラリア戦)と9月5日(サウジアラビア戦)に控えるロシアワールドカップアジア最終予選への出場も見えてくる。香川不在で戦った前回のイラク戦は勝利を取りこぼしてしまっただけに、日本代表にとっても大一番となる2試合までには何とかコンディションを上げてもらいたいところだろう。

代表について香川は、「もちろんオーストラリア戦に出場することをイメージしてやっている。しっかりトレーニングを積んで、必ずピッチに立っていたい」と復帰に向けての今後の意気込みを語った。まずは19日のブンデスリーガ開幕戦で、この日本代表のエースがピッチに立っていることを願おう。

堂安、南野が連続ゴール!内田はチーム唯一のフル出場【日本代表通信】

・堂安、南野が連続ゴール
ヨーロッパリーグがオフシーズンの今、連日世界各地でプレシーズンマッチ、カップ戦、練習試合等が行われているが、15日は日本人にとって嬉しいニュースが3つ飛び込んできた。

まずはエールディビジ、フローニンゲンに所属する堂安律。ドイツ4部のレディングハウゼンとの練習試合で、同点ゴールを決めた。
後半頭からピッチに入った堂安は、2-3出迎えた後半29分に味方とのパス交換でペナルティエリア内に侵入すると、左足で華麗にゴールへ流し込んだ。

U-20W杯のグループリーグイタリア戦でみせたスーパーゴールを彷彿とさせるような得点だった。
堂安は、10日のアネン戦に続く2試合連続ゴールで、開幕先発へ向けて猛アピールしている。

オーストリアではザルツブルクの南野拓実が公式戦でゴールを決めた。オーストリアカップ1回戦ドイチュランツベルガー戦でチャンピオンズリーグ予選2回戦第1戦ビバーニアンズ戦に続く公式戦2試合連続ゴールを記録。

南野は、2-0で迎えた前半終了間際、ペナルティエリア内でパスを受けると右足で冷静にゴール右へ流し込んだ。チームは7-0で大勝を収め、2回戦進出を果たしている。

・内田篤人がチーム唯一のフル出場!
3つ目の吉報はシャルケ内田だ。パダーボルンとテストマッチを行ったシャルケは、ウクライナ代表のイェウヘン・コノプリャンカの得点により1-0で勝利を収めた。
この試合で内田篤人は先発出場し、この日チームで唯一フル出場を果たしたのだ。前回は2ゴールを決める等印象に残るプレーを見せたが、今回もアピールに成功。

過去2シーズンは負傷で長らく戦列を離れていた内田だが、今回のプレシーズンで完全復活に向けて非常に良い手ごたえをつかんでいるようだ。新指揮官のドメニコ・テデスコからの印象も悪くない。

シャルケはこの後中国遠征をスタートさせ、トルコの名門ベジクタシュとセリエAのインテルと戦う予定となっている。その後8月19日に、ブンデスリーガ開幕戦となるライプツィヒ戦を迎える。

ワールドカップイヤーのシーズンに向けて正念場の内田は、今シーズンこそフルシーズンを戦うことができるだろうか。昨シーズン低迷したシャルケ、そして8月31日にワールドカップ予選の大一番を向かえる日本代表にとって、さらなるコンディション向上が期待されるところだ。

長谷部が帰ってきた!フランクフルトで4ヶ月ぶりの実戦復帰を果たす

・長谷部が実戦復帰!
ようやく頼れるキャプテンが帰ってきた。ドイツブンデスリーガのフランクフルトに所属する日本代表の長谷部誠が、現地時間14日に行われたサンノゼ・アースクエイクスとのプレシーズンマッチに出場し、負傷から約4ヶ月ぶりの戦列復帰を果たした。

今年の3月11日に行われた昨シーズンのブンデスリーガ第24節のバイエルン・ミュンヘン戦で、自陣のゴールポストに右膝を強打し負傷してしまった長谷部。右膝の手術を行って以降、リーグ戦、カップ戦を全て欠場し、シーズン最後のDFBポカール決勝のドルトムント戦でもプレーすることができなかった。

また、6月に行われたロシアワールドカップ予選のイラク戦にもこの日本代表キャプテンは出場することができなかった。

新たなシーズンが開幕するまでに復帰することが当面の目標となっていた長谷部だが、フランクフルトのプレシーズンのアメリカ遠征にメンバー入りし、14日のサンノゼ・アースクエイクス戦に61分から出場。約30分間ピッチで汗を流した。
ちなみにこの試合は、サガン鳥栖から新加入した鎌田大地も出場したが、試合は1-4で大敗してしまった。

・チームの仕上がりに危機感露わにするも…
4ヶ月ぶりの実戦復帰となった長谷部は試合後、「あらゆる状況がありますが、もう少し改善していかなければいけない点があります。チームはシーズン開幕までに必死で努力する必要がありますね。」とフランクフルトの現状についてコメント。

一方で自身の復帰については、「またピッチに帰ってくることができたのはなによりうれしい。これから少しずつ進んで、シーズンが開幕するまでには最高のコンディションに調整しておきたいですね。」と喜びをかみしめると同時に、さらなるコンディション向上にむけて前向きな姿勢を見せた。

サンノゼ・アースクエイクス相手によもやの大敗を決してしまったフランクフルト。いくらプレシーズンマッチだからとはいえ、サポーターはこの結果に憤慨していることだろう。フランクフルトは17日に同じくアメリカでコロンバス・クルーと対戦しヨーロッパへ帰る。
チームの士気を保つためにも連敗は絶対に避けたいところだ。24日からはイタリアの北部で最終キャンプを行い、来月のシーズン開幕へ準備を進める。

また、日本代表は8月31日にワールドカップアジア最終予選の大一番オーストラリア戦を控えているが、頼れるキャプテンがチームを本大会へと導いてくれることだろう。

ミランがボヌッチ獲得を正式発表!わずか2日で決着したビッグサプライズ

・今夏最大のサプライズ
衝撃の噂話は、昨日現実のものとなった。現地時間14日、ユベントスに所属していたイタリア代表センターバックのレオナルド・ボヌッチが、ミランと5年契約を結んだことが正式に発表された。年俸は650万ユーロ(約8億3200万円)プラスボーナスで、移籍金は移籍金は4000万ユーロ(約51億2000万円)プラスボーナス200万ユーロ(約2億5600万円)で決着したそうだ。加えてミランは、新加入のボヌッチを新キャプテンに任命することも発表。

今夏最大のビッグサプライズだ。セリエAで6連覇を達成し、チャンピオンズリーグでは過去3大会で2度決勝戦まで勝ち進んだメガクラブが、ライバルチームに守備の要を売却した。中国資本となったミランはこれまで大型補強を連発しているとはいえ、今回の移籍報道は誰も予想だにしなかった前例のないシチュエーションだ。

もともとボヌッチは、今年2月のリーグ戦でマッシミリアーノ・アッレグリ監督と激しい口論になったことをきっかけにユベントスとの関係が破綻していた。本人が望めば、正式オファーを受けていたマンチェスター・シティやチェルシーへの移籍も容認されていたボヌッチ。

7月の10日あたりに代理人のアルフレッド・ルッチがミランに話を持ち掛け、そこから急ピッチで交渉が進められたそうだ。プレミアではなくイタリア国内の移籍を決断した理由は、家族の意向を尊重してのことで、イタリア残留は当初から固定条件として決まっていたらしい。

・ミランはデシリオを出し出す?

ミラン側は、サイドバックでイタリア代表のマッティア・デ・シリオをユベントスへ差し出すプランを用意していたようだが、今夏ダニエウ・アウベスが退団し手薄になっていたサイドバックを補強する必要があったユベントスはこのプランに耳を傾けた。
この話を受けて、まずは「デシリオはユベントスにしか売らない。ボヌッチはミランにしか売らない。」といういわゆる「紳士協定」を互いに結んだことがきっかけだったようだ。そして、まずはボヌッチの交渉がスタートするや否や、わずか2日で決着した。

インテルのユース出身のボヌッチは、2010年から7季に渡ってユベントスで活躍。ユベントスでは、公式戦通算で319試合に出場し、21ゴールをマーク。セリエAは6度、コッパ・イタリアは3度制覇した。これからはミランのキャプテンとしてロッソネーロ守備陣を統率することになる。

本田がパチューカへ電撃移籍!代表選手初のメキシコリーグ移籍へ

・本田がメキシコの名門へ移籍
本田圭佑の新天地が遂に決まった。メキシコのビッグクラブ、パチューカが日本代表の本田圭佑の加入を発表した。年俸は、推定で約4億5000万円相当の400万ドルとされている。

14日、本田は自身のTwitterとインスタグラムにてパチューカへの移籍を電撃発表した。その投稿に載せられた動画には、パチューカの契約書にサインをし、Tシャツ姿で笑顔を浮かべるサムライの姿があった。また本田は、スペイン語、英語、日本語で「移籍が決定!メキシコリーグ、CFパチューカ」と伝えた。

かねてから中国スーパーリーグやアメリカメジャーリーグ、トルコのガラタサライといった複数のチームが獲得に関心を寄せていると伝えらていたが、メキシコのパチューカはそれらのオファーの中でトップクラスの条件を本田に提示したようだ。

前所属チームのミランでの年俸は税込みで約7億円だったため、そこから2億5000万円程度減額となった訳だが、それでも現在の本田に対して提示される条件としては非常に良いものだろう。また、パチューカは本田をフリーで獲得することができたため、移籍金などは発生していない。

・クラブワールドカップへの出場権を保持
メキシコリーグは、もともと年齢層の高いリーグということでもお馴染みで、メキシコ代表選手が数多く在籍している。中でもメキシコ代表選手を多く有するパチューカは、今年の4月に行われた北中米カリブ海チャンピオンズリーグで優勝したため、12月にUAEで行われるクラブワールドカップに出場する権利を持っている。

クラブワールドカップで日本に来日することも多かったため、名前を聞いたことがあるという人も多いかもしれないが、実は2005年には日本人選手(福田健二)が在籍していた。

1901年の創設以来、北中米カリブ海チャンピオンズリーグを5度優勝、リーグを6度優勝、クラブワールドカップではベスト4に入るなど、幾多の功績を挙げてきたパチューカ。とりわけ、2000年代は「パチューカ黄金期」とも言われている。

ちなみに、現在チームに所属している主要選手には、ホルヘ・エルナンデス、ラウール・ロペス、エリック・グティエレスといったメキシコ代表勢、ウルグアイ代表でチームの10番を背負うウレタ等がいる。
本田がミラン同様右サイドでプレーすることになれば、ウレタとポジション争いをすることになる。

ロシアワールドカップの1年前に大きな決断を下した本田。果たしてメキシコでコンスタントに試合に出場することができるだろうか。サムライの新たなる挑戦が始まろうとしている。

ピケがロシアワールドカップ後の代表引退を表明 ラモスとの関係性にも言及

・ピケがラモスとの不仲説について言及
スペイン代表の不動のセンターバックで、バルセロナ所属のジェラール・ピケが、カタールメディア『ONE』のインタビューで自身のキャリアの今後のこと、また不仲説が取りざたされているスペイン代表の同僚セルヒオ・ラモスとの関係性について語ったとスペイン紙「マルカ」が伝えている。

スペインで因縁関係にあるレアル・マドリードとバルセロナのそれぞれでセンターバックを務めるピケとラモスは、これまでピッチ内外で激しい舌戦を繰り広げてきた。
記憶に新しいのは、昨シーズンの途中ピケが自身のTwitterで「レアル・マドリードの試合において、常に審判はマドリードを手助けしている。」とジャッジへの不満をあらわにすると、すかさずラモスはピケに猛反発した。
スペイン代表ではセンターバックでタッグを組む「名コンビ」である2人だが、かねてからこの2人の不仲説は代表に悪い影響をもたらしているのではと懸念されている。

しかし、ピケはラモスとの関係に対して、「バルセロナとレアル・マドリードはあまりに強い因縁がある。したがって、僕はバルセロナを、彼はレアル・マドリードを守ろうとする。でも、ひとたび代表で顔を合わせればそのときはチームメイトとして共闘するさ。」と語った。
所属クラブの関係事情から、両者が敵対することがあることは認めつつ、代表戦では唯一無二のパートナーとしてお互いタッグを組んでいることも強調。

・ロシアワールドカップを最後に代表引退?
加えてピケは、今後のスペイン代表での自身の進退についてもこのように言及。
「僕はスペイン代表のメンバーとして、ユーロとワールドカップを制覇した。もう一度ワールドカップで優勝するために努力するけど、ロシアワールドカップが終わったら僕は代表を引退するつもりだ。」と語り、来年のワールドカップを最後に、スペイン代表から身を引くことを表明した。

少し前にも別のインタビューでワールドカップ後の引退を示唆していたピケだが、やはりこの考えは変わっていないようで、改めて強調する格好となった。

「喧嘩をするほど仲が良い」とはよく言うが、長期にわたってスペイン代表を支え、黄金期を築いた僚友の共闘が見られるのは、ひょっとするともうわずかな時間なのかもしれない。2014年のブラジルワールドカップでは無残にもグループリーグ敗退を経験した2人だが、ロシアワールドカップでは再び頂点に返り咲く姿を拝めるだろうか。

日本代表が10月にキリンカップ2試合を開催 3位転落なら白紙に

・10月にキリンカップ2試合を開催
13日、日本サッカー協会は、日本代表が8月31日に行われるオーストラリア戦か、9月5日に行われるサウジアラビア戦のどちらかで2018年のロシアワールドカップへの切符を手に入れた場合、10月のインターナショナルマッチウィークに国内でキリンチャレンジカップ2017を開催することを公表した。

キックオフ時間や、対戦相手、テレビ放送やチケット販売などの詳細は、後日改めて告知されるが、日程、開催地は既に決まっている。10月6日に、愛知県豊田スタジアムで第一戦、10月10日に神奈川県日産スタジアムで第二戦が行われる。

仮に、ワールドカップ予選でグループ3位になった場合、もう一方のグループの3位チームとアジアプレーオフをホームアンドアウェーで2試合戦うことになるため、この話は白紙になる。ちなみに、プレーオフに進出した場合の日程は、10月5日にグループA3位のホームスタジアムでファーストレグ、10月10日に埼玉スタジアムで2002でセカンドレグをそれぞれ戦うことになる。

また、このアジアの最後の枠をかけたプレーオフで勝利すれば、次は11月のインターナショナルマッチウィークに大陸間プレーオフを戦う。大陸間プレーオフは、北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)の4位のチームと、これまたホームアンドアウェーで2試合対戦する。この戦いで勝利すれば、ロシアワールドカップへの切符を手にすることになる。

・ブラジルやイランを呼べるかも?
仮にグループ3位になってしまった場合、ワールドカップまでの道のりはいばらの道となってしまうことに加えて、10月、11月両方のインターナショナルマッチウィークでヨーロッパや南米、アフリカといったチームと対戦するチャンスをも逃すことになる。

10月のインターナショナルマッチウィークは国内開催となり、他大陸への遠征を期待しているファンにとっては少々がっかりといったところかもしれないが、既にワールドカップへの出場を確定させているブラジルやイラン、開催国のロシアといった魅力的なチームを招くことも十分に可能だ。協会の腕の見せ所といったところだろう。

また、ザッケローニ体制だった4年前を振り返ってみると、欧州遠征でオランダ、ベルギーと対戦したのは11月だったため、ひょっとすると今回も11月に欧州遠征が見られるかもしれない。

個人的には、長らく対戦歴のないスウェーデン、ポーランド、トルコ、ウェールズ、クロアチア等といった欧州の実力チームとのマッチアップが見たい気もするが、果たして日本代表は秋の4試合でどんなチームと相まみえるのか?

イブラヒモビッチまさかのユナイテッド復帰も?「可能性は高い」

・驚異的な回復を見せるイブラヒモビッチ
昨シーズン4月に行われたヨーロッパリーグのアンデルレヒト戦で、右膝十字靭帯断裂の重傷を負って契約延長交渉が急遽白紙になりマンチェスター・ユナイテッドを電撃退団したズラタン・イブラヒモビッチ。なんと、退団発表したばかりのこのスウェーデンの英雄を、マンチェスター・ユナイテッドが再獲得するかもしれないとイギリス各メディアが報じている。

イブラヒモビッチは、無事手術に成功し現在は本格的なリハビリを開始している。また、ユナイテッドもイブラヒモビッチに協力しようと、トレーニンググラウンドと練習場のリハビリ施設を提供しているんだとか。

そういった協力もあって、イブラヒモビッチの回復ぶりはこの上なく順調で、故障直後の発表では2017年中の復帰は絶望的だろうと言われていたが、順調にいけば早くて今年10月あたりに復帰できる見通しなんだそうだ。これは、前例のない驚異の回復力と言って差し支えないだろう。

・センターフォワード手薄のユナイテッド
そんなイブラヒモビッチの回復を間接的に手助けしているユナイテッドだが、今夏7500万ポンド(約105億円)プラスボーナスでエバートンからベルギー代表のストライカー、ロメル・ルカクを獲得した。
しかし、トレードのような格好でウェイン・ルーニーがエバートンへ移籍したため、変わらず純粋なセンターフォワードはルカクとイングランド代表のマーカス・ラッシュフォードの2人だけということになる。

一時はレアル・マドリードからアルバロ・モラタの獲得も濃厚だとされていたが、ルカク獲得に大金を投じたため交渉が白紙になったのではといった噂もある。そこで、一時は退団をした元エースの再獲得に動く可能性が高いとされているのだ。

イブラヒモビッチは、中国リーグ、アメリカリーグ等からもオファーを受けているそうだが、万が一マンチェスター・ユナイテッドが正式オファーを提示すればユナイテッドをファーストチョイスにする可能性が高い。

昨シーズンは公式戦チーム最多得点数となる28得点を決めたイブラヒモビッチは、ジョゼ・モウリーニョのチームにおいて「絶対的エース」として君臨していた。はたして、電撃退団の後の電撃復帰は実現するのだろうか。今夏、未だ例のない非常に奇妙な復活劇が見られるかもしれない。今後も、リハビリ中のスウェーデンの英雄の動向に注目だ。

レアルの新10番はいったい誰に?現段階ではイスコ、モドリッチが有料か

・ハメス・ロドリゲス退団で空き番となった10番
レアル・マドリードの退団が濃厚とされていたコロンビア代表のハメス・ロドリゲスが、バイエルン・ミュンヘンへの移籍を決めた。完全移籍オプション付のレンタルというかたちでドイツへ渡るそうだ。

さて、そんなレアル・マドリードだが、スペインの各メディアでは早くもハメス・ロドリゲスに代わる「新10番」が誰になるのかという話題で持ちきりになっている。

スペイン紙の「アス」や「マルカ」は、既に3人の選手を絞っている。この中から新10番が誕生するだろうということで、マルコ・アセンシオ、ルカ・モドリッチ、イスコの3人の選手の名前を挙げた。
アセンシオ、イスコは年代別のスペイン代表で既に10番を付けた経験があり、モドリッチに関してはクロアチア代表の現10番だ。チームでの役割を考慮すれば、イスコ、モドリッチのどちらかが継承する可能性が高いのではないだろうか。

また、今夏のマーケットが終了するまでに他のクラブから新10番となる新戦力を獲得する可能性も十分にある。ハメス・ロドリゲスが10番を与えられたシチュエーションを思い出すと、当時10番を着けていたメスト・エジルがアーセナルへの移籍を決断した後、モナコからやってきたハメス・ロドリゲスにいきなり空き番となった10番が与えられた。

現在レアル・ベティスで10番をつけており、レアル・マドリードへの移籍が大詰めとなっているダニ・セバージョスをはじめ、モナコからの獲得が噂されているフランス代表のキリアン・ムバッペといった選手もその候補に名前が挙がっている。

・10番を着けると中心選手になれない?
ただ「アス」は、「2005年に当時のポルトガル代表のキャプテン、ルイス・フィーゴがチームを去って以来、レアル・マドリードは必ずしもチームの象徴となる選手が10番をつけてきたわけではない。」と、一般的にチームの中心選手がつけるとされる10番の状況が他のチームと異なることを指摘している。

ちなみに、フィーゴ以降に10番を着けた選手は、順番にロビーニョ、ウェズレイ・スナイデル、ラサナ・ディアラ、メスト・エジル、ハメス・ロドリゲスとなっている。これらの選手が、10番としての大きな期待に応えられたわけではないという評価だろう。

果たして、来季レアルで10番を託される選手はだれになるのか?サポーターからすると、そろそろ「10番を着けるとエースになれないジンクス」とやらをぜひともぶち破ってほしいところだろう。

メキシコ代表守護神が移籍決断!新天地は川島が所属していたあのチーム

・オチョアがスタンダール加入
昨シーズンまでリーガエスパニョーラのグラナダに所属していたメキシコ代表の絶対的守護神、ギジェルモ・オチョアがチームの退団を発表した。同時に、新たな戦いの場にベルギーを選択した模様だ。ベルギー1部のスタンダール・リエージュの公式サイトが、オチョアの加入を発表している。

スタンダール・リエージュは、ヘントやアンデルレヒトらと並ぶベルギーの名門チームで、かつては日本代表のゴールキーパーの川島永嗣もプレーしたクラブだ。

そんなスタンダール・リエージュを新天地に選んだメキシコの守護神は、昨シーズン同じくリーガエスパニョーラのマラガからグラナダにレンタルで加入。マラガでは出場機会があまり得られなかったものの、グラナダではシーズンを通して試合に出場し全38試合のゴールマウスを守った。

またオチョアは、最下位で2部降格となってしまったグラナダで孤軍奮闘し、数々のビッグセーブを披露。昨シーズンのリーガエスパニョーラにおける、枠内シュートの最多セーブ数記録は何を隠そうこのオチョアのものである。マラガから移籍し、改めて高いポテンシャルを持っていることを世界に証明した。

・ブラジルW杯のスターに期待
スタンダール・リエージュは、そんなオチョアのことをこのように評価している。

「国際経験が非常に豊かな選手で、既にメキシコ、フランス、スペインといった国を渡り歩いてきている。2014年のブラジルワールドカップでは素晴らしいプレーを見せたことも記憶に新しい。オチョアは既に我々のチームの一員になるための準備が整っており、来シーズンは間違いなく我々の助けになってくれるはずだ」と期待を込めてコメントしている。
尚、移籍金や契約期間等の細かい情報は今のところ公表されていないようだ。

スタンダール・リエージュのコメントにもある通り、オチョアと言えばやはりブラジルワールドカップでのスーパーセーブを思い出すファンは多いだろう。とくにグループリーグのブラジル戦で見せたビッグセーブの数々は圧巻で、チームにあまりにも貴重な勝ち点1をもたらしたのはまぎれもなくこの男だった。

先日ロシアで開催されたコンフェデレーションズカップでもメキシコ代表として5試合中4試合に出場し、チームの4位に貢献。ワールドカップイヤーとなる来年は、自身4度目のワールドカップメンバー入りに向けて非常に大事な年になる。スタンダール・リエージュでのさらなる活躍に期待しよう。

エバートンでルーニーは活きるか?ハイプレスできるかどうかが鍵

・ハイプレスサッカーに馴染めるか?
昨日、マンチェスター・ユナイテッドのエースで10番のウェイン・ルーニーが、古巣のエバートンへ13年ぶりに帰還したというニュースが報道され、世界各国のフットボールニュースはこのイングランドの英雄の話題で持ち切りになった。

今シーズン、マンチェスター・ユナイテッドで出番が激減したルーニーは、考えられる「最善の選択」を下したかたちとなったが、この移籍を疑問視するメディアも少なからずあるようだ。イギリスメディア『sky SPORTS』は、スピードが求められるエバートンの今の戦術に、果たしてルーニーが付いていくことができるのかと疑問を投げかけている。

たしかに、31歳となってスピードこそ全盛期のそれからはかけ離れてしまったものの、経験値は圧倒的なものがあるし、そうしたものは若手の多いエバートンにとって掛替えのない助けになるはずだ。

しかしsky SPORTSは、スピードを失ったルーニーが、ロナルド・クーマンのハイプレス戦術に適応できるのかどうか懸念している。sky SPORTSで解説を務めるジェイミー・キャラガー氏も、「クーマンの戦術では、前線のハイプレスに失敗すれば中盤の選手に大きな問題が起こる。最終的に、ディフェンダーに大きな負荷を与えてしまう」とコメントしており、ルーニーがどれだけハイプレスに適用できるのか、相手を追いかけ続けることができるのかという観点で疑問を投げかけている。

・真ん中でボールを受けるべき?
少なくとも、マンチェスター・ユナイテッドへ移籍したロメル・ルカクのようなスピードは彼に期待することができないのはたしかだ。そうすると、クーマンのもとでルーニーを活かすだめには、どういった起用法が最善なのだろうか?

マンチェスター・ユナイテッドでも、センターフォワード以外のポジションをそつなくこなしてきたルーニーは、ときにはセントラルミッドフィルダーも務めていた。もちろんどのポジションで出た場合でも機動力、運動量は高いものを求められるが、トップでハードワークするよりは中央でどんどんボールを受けるかたちでゲームに入る方が彼にとってはやり易いだろう。

なにより出場機会をもとめてエバートンへやってきたであろうルーニーだが、果たしてエバートンにとってプラスの存在になることはできるのだろうか。クーマンの指揮官としての腕の見せ所でもあり、ルーニーの適応力がなにより問われるところだ。