ロシアW杯出場国紹介:イングランド代表
今年6月に開幕するロシアワールドカップ。当ブログでは、そんなワールドカップの出場全32か国を1チームずつ紹介していく。
今回紹介するのは、熾烈なヨーロッパ予選から勝ち上がってきたイングランド代表だ。
前回大会のブラジルワールドカップでは、グループステージでウルグアイ代表、イタリア代表、コスタリカ代表が同居する死のグループに組み込まれグループステージ敗退。
今大会はベルギー代表、チュニジア代表、パナマ代表と同居。前回大会に比べれば比較的グループ運に恵まれたと言っていいだろう。
そんなイングランド代表を支えるのは、ハリー・ケイン、デレ・アリ、ダイアー、ダニー・ローズといったトッテナム・ホットスパー勢だ。
ここに、ラヒーム・スターリング等マンチェスター・シティ勢を筆頭に、リバプール、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、レスター・シティといったチームに所属する選手が加わる。
ハリー・ケインと組むのは…?
彼等の基本的なシステムは、ヨーロッパ予選で見せた4-2-3-1ではなく、本戦では昨年の国際親善試合のドイツ戦、ブラジル戦で採用した3-4-3になることが濃厚だ。
また、タレントが揃う前線の配置に注目が集まる。ハリー・ケインのワントップに、デレ・アリとラヒーム・スターリングの2枚のトップ下を置くのか、ハリー・ケインとマーカス・ラッシュフォード、またはジェイミー・ヴァーディを組ませて2トップで挑むのか。
とりわけこれまでなかなか大舞台で結果を残すことができなかったラヒーム・スターリングは現在プレミアリーグで得点を量産しているため、ロシアワールドカップでは彼が攻撃の軸に抜擢される可能性は高い。
現実的な目標はベスト4あたりになるだろうが、決勝トーナメント初戦では日本代表が所属するグループHのチームと激突する。