初の中東開催と、ひときわ注目を浴びる2022年カタールワールドカップ。
しかし、われわれ日本人のほとんどが、「カタールってどんなとこ?」とクエスチョンマークが浮かぶのではないでしょうか?
そこでここでは、来るワールドカップの予習としてカタールについての情報を徹底解説していきます。
面積や人工
カタールは、ペルシア湾(アラビア湾)に面したアラビア半島に位置しており、首都はドーハ、近隣諸国には「サウジアラビア」「バーレーン」「アラブ首長国連邦」などがあります。
面積は11,571平方キロメートル、日本でいえば秋田県とほぼ同じくらいの面積です。
人口は約271万人ですが、そのうち現地人であるカタール人は約10%程度しか存在せず、大半のはインドやパキスタン、フィリピン、ネパールなどから出稼ぎにきた外国人が占めています。
サッカーのカタール代表の強さは?
サッカーのカタール代表は、実績では及ばないまでも、アジアでは日本と並ぶほどの強さを誇ります。
特に近年では、アジアカップにて大会を通じて1失点のみで優勝を果たすなど、強化戦略が見事に成功しているように見受けられます。
また、これまでワールドカップの本選に出場できていないカタール代表ですが、ワールドカップ地区予選では通算50勝を記録しており、これは本大会出場を経験していないチームの中では世界最多の勝利数です。
今回、開催国枠で初出場を果たす最初の代表チームとなりましたが、その実力とホームの後押しを鑑みれば、各国が当たりたくない厄介なチームの一つとなりそうです。
カタールの治安は?
サッカー好きからすれば、ワールドカップは4年に一度のお祭りみたいなものです。
よって、どの国で開催されていても「現地で観戦する」という方も少なくないでしょう。
そこで気になるのは、その地域の治安です。
やはり、治安の悪い地域には行きづらいでしょうし、「中東」と聞くだけで治安が悪いイメージを持つ方もいらっしゃいます。
しかし、実際カタールは比較的治安のいい地域であり、日本と変わらないレベルと捉えても問題ありません。
カタールは、1940年代に石油が発見されて以降急速に発展してきた国であり、1人あたりの国民総生産(GDP)が世界第1位になったこともあります。
要は、治安悪化の最も大きい原因となる「貧困」に、非常に程遠い国なのです。
旅行がてらの現地観戦もアリなカタールワールドカップ
治安もよく、環境名所も多いカタールは、旅行がてらにワールドカップ観戦に訪れても非常に楽しそうです。
まだ開催されるまでに2年ほどありますが、興味がある方は現地観戦のプランを検討してみてはいかがでしょうか?