サッカーのトップリーグに所属できるのはほんの一握り、非常に狭き門です。しかし、数少ないながらも、大舞台で兄弟対決が実現してきたこともあります。
そこでこの記事では、これまで実現してきた兄弟対決をピックアップしていきます。
アルカンタラ兄弟
共にバルセロナの下部組織で育ったチアゴ・アルカンタラとラフィーニャ・アルカンタラのアルカンタラ兄弟ですが、兄であるチアゴがバイエルン・ミュンヘンに移籍したことにより、その兄弟対決は実現しました。
2015年5月に行われたチャンピオンズリーグ準決勝、チアゴがバイエルンで先発出場し、ラフィーニャが終了間際に投入されたことで、チャンピオンズリーグという最高峰の舞台で兄弟対決が叶いました。
ちなみに、チアゴはスペイン代表チームを選択し、ラフィーニャはブラジル代表としてプレーしているため、今度は2022年カタールワールドカップで再度兄弟対決が実現する可能性を秘めています。
ボアテング兄弟
ケヴィン・プリンス・ボアテングとジェローム・ボアテングは異母兄弟ながら、既にワールドカップで対戦経験を持っています。
兄ケヴィン・プリンスはガーナ代表でプレーし、弟ジェロームはドイツ代表でプレー、しかも一回のみならず、2010年と2014年の2大会連続でボアテング兄弟は兄弟対決を実現させてきました。
また、ワールドカップの歴史は長いですが、その歴史の中でボアテング兄弟は初めてワールドカップという大舞台で対決を果たした兄弟となりました。
トゥーレ兄弟

ヤヤ・トゥーレとコロ・トゥーレの兄弟は、かつては共にマンチェスター・シティでプレーしていました。
しかし、2013年にコロ・トゥーレが同じプレミア・リーグに所属するリヴァプールに移籍すると、待望の兄弟対決が実現。
2016年には現在のカラバオカップに当たるリーグカップで激突しました。
しかも、その対決は決勝で実現し、試合はPK戦までもつれ込み最後はヤヤ・トゥーレがキッカーを務め、見事にゴールしマンチェスター・シティを勝利に導きました。
まとめ
兄弟対決は、ほかにもイグアイン兄弟やミリート兄弟、インザーギ兄弟などが実現しています。
これからサッカーの歴史において、どのような名兄弟対決が生まれるか楽しみですね!