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ドイツがスペインを破って幕を閉じたU-21欧州選手権 ベストイレブンを発表!

・大会MVPに輝いたのは…?
6月30日、決勝戦でドイツ代表がスペイン代表を破って4大会ぶり2回目の優勝に輝き幕を閉じたU-21欧州選手権。

レアル・マドリードのアセンシオやアトレティコ・マドリードのサウール・ニゲス、バルセロナへの復帰が決まったデウロフェウ等、世界的ビッグネームを多数有したスペインは優勝候補一番手とされていたが、コンフェレデレーションズカップに参加しているA代表に主力を引き抜かれ、事実上2軍となったドイツに敗れるという波乱の幕引きとなった同大会。

そんなU-21欧州選手権だが、大会終了後個人タイトル、ベストイレブンがそれぞれ発表された。それぞれの選考は以下の通りとなっている。

<大会MVP>
サウール・ニゲス(スペイン/アトレティコ・マドリー)

<プレーヤー・オブ・ザ・トーナメント>
ダニ・セバジョス(スペイン/ベティス)

<得点王>
サウール・ニゲス(スペイン/アトレティコ・マドリー)

<ベストイレブン>
GK
ユリアン・ポラースベック(ドイツ/カイザースラウテルン)

DF
ミラン・シュクリニアル(スロバキア/サンプドリア)
イェレミー・トリャン(ドイツ/ホッフェンハイム)
ニクラス・シュタルク(ドイツ/ヘルタ・ベルリン)
ヤニック・ゲアハルト(ドイツ/ヴォルフスブルク)

MF
マキシミリアン・アーノルド(ドイツ/ヴォルフスブルク)
ダニ・セバジョス(スペイン/ベティス)
マックス・マイヤー(ドイツ/シャルケ)
サウール・ニゲス(スペイン/アトレティコ・マドリー)

FW
マルコ・アセンシオ(スペイン/レアル・マドリー)
フェデリコ・ベルナルデスキ(イタリア/フィオレンティーナ)

・優勝ドイツから最多の6名選出
ゴールデンブーツ賞(MVP)は準決勝のイタリア戦でハットトリックを記録したアトレティコ・マドリードのサウール・ニゲスが受賞し、得点王も5得点でサウール・ニゲスが受賞している。

ベストイレブンは、優勝したドイツから最多の6名、次にスペインから3名、スロバキア、イタリアから1名ずつ選出された。

ベストイレブンこそ優勝したドイツからの選出が最多となっているが、個人タイトルは準優勝のスペイン勢が総なめした。とくに今大会のサウール・ニゲスの活躍は目を見張るものがあり、イタリア戦は大会通してのハイライトとなるような活躍を見せた。また、所属先のアトレティコ・マドリードは大会後に異例となる9年の契約延長を行使している。
チームとしてのタイトルこそ逃してしまったものの、個人としてはこの上ない活躍を見せたニゲス。将来間違いなくスペインA代表を引っ張っていく存在になるだろう。

ドイツとイングランドによる準決勝は壮絶な試合に…スペインが待つ決勝戦に駒を進めたのは?

・大会屈指のビッグマッチは壮絶な展開に
27日U-21欧州選手権の準決勝、イングランド×ドイツの試合が行われた。
グループリーグを2勝1分の勝ち点7で首位通過したイングランドと、2勝1敗の勝ち点6で2位通過したドイツによる準決勝は、壮絶な試合となった。

先ず均衡を破ったのはドイツだった。34分、ペナルテイエリア右からのクロスボールに反応したダヴィー・ゼルケが、ヘディングシュートをゴールマウスへ突き刺した。

先制ゴールを許し劣勢の状態となったイングランドだが、その6分後に即座に反撃。右コーナーキックから、混戦状態となったエリア内でボールを受けたデマレイ・グレイがこぼれ球を死にもの狂いで押し込んだ。このゴールにより、1-1で前半を折り返す。

後半立ち上がり早々、イングランドが逆転に成功する。完全に右サイドを崩して突破すると、最後はペナルテイエリア内に飛び込んだタミー・アブラハムが押し込んでイングランドが2-1とする。

ただ、ドイツもゲルマン魂を見せる。69分、左コーナーキックからニアサイドに飛び込んだフェリックス・プラッテがヘディングでゴール。全盛期のクリスチアーノ・ロナウドを彷彿とさせるような打点の高いヘディングシュートでドイツが2-2に追いついた。その後も一進一退の攻防が続くも、90分では決着がつかず試合は延長戦へ突入。

しかし、120分が経過しても両者にゴールが生まれることはなく、決着の行方はPK合戦に委ねられることに。PK戦は両者一人目のキッカーが落ち着いて決めるも、イングランド、ドイツ両方の2人目のキッカーが失敗。先行のドイツは5人蹴って4人が成功。
そして、後攻のイングランドの最終キッカーはネイサン・レドモンド。レドモンドが蹴ったシュートは、無情にもドイツ代表の守護神ユリアン・ポラースベックに阻まれてしまった。結果、PK戦4-3でドイツがイングランドを退け、決勝へコマを進めた。120分間の死闘は、2本のペナルティキックをセーブしたポラースベックの活躍で、ドイツに軍配。

決勝戦は28日、同日サウール・ニゲスのハットトリックでイタリアを3-1で下したスペインと対戦。グループリーグ2位通過ながら、無敗突破のイングランドを破って決勝へ進んだドイツだが、カップを争う最後の相手は今大会史上最強の呼び声高いスペインだ。はたしてポラースベック率いるドイツ守備陣は、サウール・ニゲス、アセンシオ、デウロフェウといったタレントを封じることができるだろうか?

U-21欧州選手権準決勝イタリア×スペイン 今度はあの男がハットトリック

・今大会最注目の一戦
ポーランドで開催されているU-21欧州選手権は27日準決勝が行われ、スペインとイタリアが激突した。

スペインには先日のチャンピオンズリーグ決勝でもゴールを決めたアセンシオやミランのデウロフェウ、イタリアにはプレミアで得点を量産するガリアルディーニやミランの守護神ドンナルンマをはじめとした、欧州主要リーグでレギュラーとして活躍している選手を多くそろえるチーム同士の注目の対決。
また両チームは、グループリーグでも猛威を振るって、お互い首位で突破してきた者同士でもある。

そんな今大会注目のカードは、後半に初めて均衡が破れる。52分ペナルテイエリア真ん中でパスを受けたスペインのサウール・ニゲスが、左足で華麗にシュート。守護神ドンナルンマが精いっぱい伸ばした手をすり抜けて、ゴール右隅へ突き刺さった。

ビハインドを負ったイタリアだが、57分にロベルト・ガリアルディーニが相手に危険なタックルを見舞ったとして一発退場となってしまう。数的不利に陥ったイタリアだったが、それでも61分に待望の同点ゴールを決める。

ペナルテイエリア手前から、フェデリコ・ベルナルデスキが右足ミドルシュートを放つと、これがスペインディフェンダーに当たってボールがディフレクトしゴールに突き刺さった。これでイタリアが試合を振り出しに戻すことに成功。

しかし、同点に追いつかれた3分後、スペインが勝ち越しゴールを決める。サウール・ニゲスがペナルテイエリア手前から鋭いミドルシュートを放ち、これがまたしてもゴール右隅に決まった。サウールの2度目のスーパーゴールでスペインが再びリード。

さらに73分、左サイドからの折り返しに三度サウール・ニゲスが左足ワンタッチで合わせてゴール。ハットトリックを達成したサウールの活躍で、スペインがイタリアを3-1で退けた。

この日はグループリーグで大爆発したアセンシオこそ不発だったスペインだが、強豪アトレティコ・マドリードで主力としてシーズンを戦ったサウール・ニゲスの活躍で見事にライバルを蹴落とした。
イタリアからすると、ガリアルディーニが退場するまでにいくつか決定機があったため、これを取りこぼしていなければまた違った結果になっていたかもしれない。

決勝へコマを進めたスペインは、28日ドイツと相まみえる。

誰も止められない…スペインがポルトガル相手に3発快勝【U-21欧州選手権】

・ポルトガル×スペイン 注目の一戦
20日、ポーランドで開催されているU-21欧州選手権のグループステージ第2節が行われた。

この日の注目カードは、A代表に続く欧州選手権制覇の期待がかかるポルトガル代表とデウロフェウ、アセンシオ等タレント軍団のスペイン代表の対決だ。

最初に先制したのはスペインだった。前半20分、前線でパスを受けたアトレティコ・マドリードのサウール・ニゲスがドリブルで次々と相手ディフェンダーをかわしペナルティエリア内に侵入。そのまま左足で放ったシュートは、ディフェンダーに当たり、わずかにディフレクトしたボールがゴール左に吸い込まれ1-0。

前半圧倒的にゲームを支配したスペインの勢いは後半も衰えることなく、65分には追加点が生まれる。右サイドで抜けだしたミランのジェラール・デウロフェウがエリア内にグラウンダークロス。これをサンドロ・ラミレスがワンタッチでゴールへ流し込んでスペインが2-0とする。

苦しいポルトガルだったが、76分にワンチャンスをものにする。セットプレーのこぼれ球をペナルティエリア手前からブルマが左足で強烈なボレーシュートをゴールへ叩き込み、一点差とする

しかし後半アディショナルタイム追加点を奪ったのはスペインだった。93分イニャキ・ウィリアムスがだめ押しとなる3点目を奪って、ポルトガルの追随を許さない。
試合はこのまま3-1でタイムアップとなり、スペインが連勝で決勝トーナメント進出に王手をかけた。初戦マケドニア相手に5-0と大勝し、この日も攻撃陣が爆発して2試合合計で8得点を奪うという無双ぶりのスペイン。このドリームチームを止められるチームは今後出てくるのだろうか…

・セルビア×マケドニアは痛み分け
この日行われたもう一つのゲーム、マケドニアとセルビアによる事実上「3位争い」の一戦は、2-2の痛み分けに終わった。セルビアは24分にエースでフランクフルト所属のミヤト・ガチノビッチの得点で先制するも、64分にエニス・バルディのペナルティキックでマケドニアに追いつかれる。
さらに83分にはニコラ・グジョルグジェフに逆転ゴールを許すも、後半アディショナルタイムにジブコヴィッチのフリーキックからウロシュ・ジュルジェビッチがヘディングで得点し、セルビアが土壇場で2-2に持ち込んだ。

最終節は23日に行われ、スペインはセルビアと、ポルトガルはマケドニアとそれぞれ対決する。

U-21欧州選手権2日目はアセンシオ祭り【U-21スペイン代表のメンツがヤバすぎる】

・スペインのスタメンが「豪華すぎる」と話題に
ポーランドで開催されているU-21欧州選手権2017は17日、2日目を迎えた。この日、横浜F・マリノス所属のMFダビド・バブンスキーが所属するマケドニア代表が、スペイン代表と対戦。試合は、超豪華メンバーを揃えるスペインがマケドニアを5-0と圧倒した。

同大会は、名目上「アンダー21」と掲げられているが、誕生日が1994年1月1日以降で、現在23歳の選手も参加することもできる。そんなU-21欧州選手権に挑むスペイン代表が、過去最高クラスのタレント集団となっていることで話題となっている。
そんなU-21スペイン代表のマケドニア戦のスターティングメンバーは以下の通り。

▼GK
ケパ・アリサバラガ(ビルバオ)

▼DF
ヘスス・バジェホ(フランクフルト)
ホルヘ・メレ(S・ヒホン)
ホセ・ガヤ(バレンシア)
エクトル・ベジェリン(アーセナル)

▼MF
マルコス・ジョレンテ(アラベス)
デニス・スアレス(バルセロナ)
サウール・ニゲス(A・マドリー)
サンドロ・ラミレス(マラガ)
マルコ・アセンシオ(R・マドリー)

▼FW
ジェラール・デウロフェウ(ミラン)

・欧州所要クラブのスタメンがズラリ
ディフェンダーにはアーセナルでレギュラーを務めるエクトル・ベジェリンをはじめ、バレンシアのホセ・ガヤ、フランクフルトのヘスス・バジェホといった逸材が顔をそろえる。

その他アトレティコ・マドリードのサウール・ニゲスやマラガのサンドロ・ラミレス、ミランのジェラール・デウロフェウ、先日のチャンピオンズリーグ決勝戦でもダメ押しゴールを決めたレアル・マドリードのマルコ・アセンシオと、既に欧州主要クラブでレギュラーを勝ち取っているメンツがズラリ顔をそろえる。

こうした超豪華布陣で挑んだマケドニア戦は、試合開始早々サウール・ニゲスの華麗なバイシクルシュートで先制。その5分後にはアセンシオが左足で強烈なミドルシュートを決める。35分にはデウロフェウがペナルティキックを決めて45分間で3ゴールを奪取。後半も手を緩めることなくアセンシオが2ゴールを決めて、5-0とした。

この日全てのゴールを左足で決め、ハットトリックを達成したアセンシオだが、この豪華布陣の中でも頭一つ、二つ能力が抜きんでていた。まさに「異次元」の実力を見せつけた格好だ。はたしてこのスーパースター軍団を阻止することができるU-21代表チームは存在するのだろうか?今後の試合も目が離せない。