ロナウド、ペペ等がメンバー入り
現地時間14日、ポルトガルサッカー協会はロシアワールドカップ本大会に挑むポルトガル代表候補メンバー35名を発表した。
続きを読む ポルトガル代表がW杯に挑む候補メンバー発表!代表辞退のコエントランは選外
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白い巨人のエースがまたしても快挙を成し遂げた。
レアル・マドリードに所属するポルトガル代表のクリスティアーノ・ロナウドは、昨日行われたバイエルン・ミュンヘンとのチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグに先発出場。
続きを読む バイエルン戦勝利で「金字塔」打ち立てたロナウド
現地時間15日、ポルトガルサッカー協会は3月23日に行われるエジプト代表戦、26日に行われるオランダ代表戦に臨むポルトガル代表メンバーを発表した。
続きを読む ポルトガル代表メンバー発表 ロナウド等順当選出
今年6月に開幕するロシアワールドカップ。当ブログでは、そんなワールドカップの出場全32か国を1チームずつ紹介していく。
今回紹介するのは、熾烈なヨーロッパ予選から勝ち上がってきたポルトガル代表だ。
続きを読む 【ロシアワールドカップ出場国紹介】ポルトガル代表
現地時間21日、ベルギーサッカー協会(KBVB)は今年6月に開催されるロシアワールドカップに向けたテストマッチとして、開幕直前に3つの親善試合をマッチメイクしたことを明かした。
続きを読む ベルギー代表がW杯開幕直前にポルトガル、エジプト等と激突
シーズン開幕当初こそエンジンがかかるまで時間がかかったレアル・マドリード所属のポルトガル代表クリスティアーノ・ロナウド。クラブワールドカップを制覇し、シーズン後半戦に入って以降その得点ペースを急激に挙げてきている。
続きを読む 直近6試合で10発と大暴れのロナウド ラウルの記録を塗り替える
・ポルトガルが最終節で逆転突破
現地時間9日ロシアワールドカップヨーロッパ予選第10節3日目が行われ、スイスを破ったポルトガル、ベラルーシを破ったフランス等がロシアワールドカップへの出場権を獲得した。ヨーロッパ予選第10節3日目試合結果は以下の通り。
▲グループA
オランダ2-0スウェーデン
【スウェーデン欧州プレーオフ進出確定】
フランス 2-1ベラルーシ
【フランス2018年W杯出場権獲得(6大会連続15回目)】
ルクセンブルク1-1ブルガリア
▲グループB
ポルトガル2-0スイス
【ポルトガル2018年W杯出場権獲得(5大会連続7回目)】
【スイス欧州プレーオフ進出確定】
ラトビア4-0アンドラ
ハンガリー1-0フェロー諸島
▲グループH
ベルギー4-0キプロス
エストニア1-2ボスニア・ヘルツェゴビナ
ギリシャ4-0ジブラルタル
【ギリシャ欧州プレーオフ進出確定】
まずはグループA。首位のフランスは、ホームでベラルーシと対戦し、アントワーヌ・グリーズマン、オリビェ・ジルーの得点で2-1と勝利。これにより、6大会連続15回目のワールドカップ出場を確定させた。
スウェーデン相手に7-0での勝利が突破条件だったオランダは、アリエン・ロッベンのペナルティキックを含む2ゴールで2-0と勝利をおさめたが、ロシア行きの希望は断たれてしまった。敗れたスウェーデンは得失点差でオランダを封じ2位となり、プレーオフ進出を確定させた。
グループBでは、首位スイスと2位ポルトガルの天王山が行われた。試合はアンドレ・シウバ等の得点でホームのポルトガルがスイスを2-0で撃破。最終節で大逆転したポルトガルは2002年の日韓ワールドカップから5大会連続で7回目となるワールドカップ出場を決めた。敗れたスイスは2位となりプレーオフ新種が決定。
グループHでは、既にワールドカップ出場を決めているベルギーがキプロスと対戦。エデン・アザール、トルガン・アザールによるアザール兄弟の得点で2-0とリードしたベルギーは、その後エデン・アザールのペナルティキック、ロメル・ルカクの得点で4-0大勝を収めた。
2位ギリシャはコンスタンティノヌス・ミトログルの2ゴール等でジブラルタル相手に4-0と大勝。これにより、ギリシャはボスニア・ヘルツェゴビナを抑えて2位を死守しプレーオフへ進出することとなった。
・ロナウドやペペら順当選出のポルトガル
28日、ポルトガルサッカー協会は、来月行われるロシアワールドカップヨーロッパ予選に挑むポルトガル代表メンバー23人を発表した。
ポルトガルはスイス、ハンガリー、フェロー諸島、アンドラ、ラトビアが同居するグループBに属しており、現在7勝1敗の勝ち点21で2位となっている。このグループではスイスが8戦全勝で首位に立っており、勝ち点3差でポルトガルが追いかけるという構図になっているが、3位のハンガリーは勝ち点10のためすでに2チームの1,2位フィニッシュは確定している。
そんなポルトガル代表は、レアル・マドリードからクリスチアーノ・ロナウド、ベジュクタシュからペペ、バルセロナからネルソン・セメド、モナコからジョアン・モウティーニョ等主力メンバーを揃えた。また、前回はU-21代表に帯同していたことでA代表の招集を見送られたスウォンジー・シティのレナト・サンチェスや、バレンシアのゴンサロ・ゲデスが復帰した。
前回2年ぶりの復帰を果たしたスポルティングのファビオ・コエントラン、さらにはアドリアン・シウバは今回招集外となっている。
ポルトガルは、7日にアウェー(アンドラ・ラ・ヴェッラ)でアンドラ代表と、10日にホーム(リスボン)でスイス代表と対戦する予定となっている。アンドラ戦の勝利は然ることながら、最終節の首位スイスとの天王山は是が非でも負けられない。引き分け以下に終われば、プレーオフにまわることなる。
最終節でスイスに快勝し、逆転でロシアワールドカップへの切符をつかみたいヨーロッパ王者だが、はたして思惑通りに事は運ぶだろうか。世界的スターのクリスチアーノ・ロナウド、そしてワールドカップ常連国のポルトガル代表の雌雄は如何に…。
GK
アントニー・ロペス(リヨン)
ルイ・パトリシオ(スポルティング・リスボン)
ベト(ギョズテペSK/トルコ)
DF
セドリック(サウサンプトン/イングランド)
ブルーノ・アウベス(レンジャーズ/スコットランド)
ルイス・ネト(フェネルバフチェ/トルコ)
ジョゼ・フォンテ(ウェストハム/イングランド)
ペペ(ベシクタシュ/トルコ)
ビトリーノ・アントゥネス(ヘタフェ/スペイン)
エリゼウ(ベンフィカ)
ネルソン・セメド(バルセロナ/スペイン)
MF
ブルーノ・フェルナンデス(スポルティング・リスボン)
ジョアン・マリオ(インテル/イタリア)
ダニーロ・ペレイラ(ポルト)
レナト・サンチェス(スウォンジー・シティ/イングランド)
ウィリアム・カルバーリョ(スポルティング・リスボン)
ジョアン・モウティーニョ(モナコ/フランス)
アンドレ・ゴメス(バルセロナ/スペイン)
FW
アンドレ・シウバ(ミラン/イタリア)
リカルド・クアレスマ(ベジクタシュ/トルコ)
クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー/スペイン)
ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ/イングランド)
ゴンサロ・ゲデス(バレンシア/スペイン)
ジェウソン・マルティンス(スポルティング・リスボン)
エデル (ロコモティフ・モスクワ/ロシア)
・チリとポルトガルによるビッグマッチは死闘に
ロシアで開催中のコンフェレデレーションズカップは28日準決勝が行われ、南米王者のチリとヨーロッパ王者のポルトガルが激突した。今大会最大のビッグマッチとなったこの一戦、南米覇者のチリがポルトガルにPK戦の末勝利し、初のファイナル進出を果たした。
チリは、マンチェスター・シティの守護神クラウディオ・ブラボがビッグセーブを連発し、この試合マンオブザマッチに輝いた。特に、0-0で突入したPK戦では、スタートから3人連続でストップし、チームに勝利をもたらした。
3人目のキッカーであるナニのペナルティキックをセーブし、勝利が決まった後、ブラボはチーム全員から胴上げされた一方、頂点への夢が断たれたポルトガル代表のエース、クリスチアーノ・ロナウドは茫然としたままピッチを後にした。試合後の両者の表情、チームの様子はこれでもかと言うくらい対照的なものだった。
・ビッグチャンスを逸したチリだが最後に報われる
この試合、両チームのゴールキーパーのビッグセーブで口火を切った。前半5分にチリのストライカー、エドゥアルド・バルガスがアレクシス・サンチェスのスルーパスに抜け出してキーパーと一対一でシュート。しかしこれをルイパトリシオが身体を投げ出してブロック。その2分後、今度はチリのブラボがこれまた身体を投げ出してアンドレ・シウバの一対一でのボレーシュートをブロック。
派手な立ち上がりとなったゲームだが、この後は両者決定機を作ることができず前半を折り返す。後半はクリスチアーノ・ロナウドのフリーキックやビダルのミドルシュートを含む数多くの見せ場があったものの、両者1点を決めることができない。
90分では決着がつかず、延長戦へ突入し、試合終了間際にチリにビッグチャンスが到来するが、無情にも2本のシュートが立て続けにゴールの枠を叩いてやはりゴールとはならない。120分でも決着がつかず、試合はPK戦へ。
アルトゥーロ・ビダルのキックで始まったPK戦。チリはビダル、アランギス、サンチェスの最初の3人全員が成功。一方ポルトガルはリカルド・クアレスマ、ジョアン・モウチーニョ、ナニのシュートがすべてブラボに阻まれて、0-3で呆気なく敗れてしまった。クリスチアーノ・ロナウドに順番が回ることなく終わったPK戦、ブラボの驚異的な活躍でチリが制した。
チリは7月2日の決勝戦で、もう一つの準決勝メキシコ×ドイツの勝者と相まみえる。
・欧州王者×オセアニア王者の一戦
ロシアで開催中のコンフェレデレーションズカップは24日、グループAの最終節が行われ、グループ2位のポルトガルと最下位のニュージーランドが対戦した。
この試合引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まるも、首位のメキシコをかわして1位突破を狙うポルトガルと、2連敗ですでに敗退が決定しているニュージーランドの対戦。
試合序盤は、前節のメキシコ戦に続いて積極的にゲームに入ったニュージーランドがポゼッションでポルトガルを上回る。しかし、時間が経つにつれ次第にポルトガルがサイドを中心にニュージーランド陣内へ攻め込み始め、22分に最初の見せ場が訪れる。
右サイドのクロスにエースのクリスチアーノ・ロナウドが頭で合わせるが、強烈なシュートはクロスバーにはじき返された。それでも32分、ポルトガルが左コーナーキックでエリア内のダニーロ・ペレイラが相手に倒され、ペナルティキックを獲得。これを今度こそクリスチアーノ・ロナウドがきっちりゴールマウスへ沈めて1-0とする。
追加点はすぐに生まれる。5分後、エリゼウの左サイドからのマイナスの折り返しに、ベルナルド・シルヴァが左足で合わせて2-0。
ポルトガルは、後半から負傷したベルナルド・シルヴァに替えてピッツィをピッチに送る。
なんとか一点差に詰め寄りたいニュージーランドは、58分、トマス・ドイルがペナルテイエリア左から速いグラウンダー性のクロスを送ると、これにクリス・ウッドがスライディングしながら合わせる。しかし、この決定機はポルトガルの守護神ルイ・パトリシオのビッグセーブに阻まれた。
ポルトガルは、67分にクリスチアーノ・ロナウドを早めに下げ、ナニを投入。79分には、アンドレ・シルヴァが中央からドリブルで持ち上がり、そのまま右足シュートをゴール左上隅に突き刺し3-0。
さらには後半アディショナルタイム、交代出場のナニが試合を決定づけるダメ押しゴールを奪い4-0とし勝負あり。
結果、ニュージーランドは三連敗でグループ最下位、ポルトガルは、得失点差でメキシコを交わして首位で決勝トーナメントに進出した。
尚、この試合でマンオブザマッチに選出されたクリスチアーノ・ロナウドは、グループリーグ全試合でマンオブザマッチに輝く大活躍。
準決勝では、グループB2位のチームと相まみえる。
・開始早々のロナウドのゴールで幕開け
コンフェデレーションズカップグループA第二節、開催国のロシアとヨーロッパ王者のポルトガルが激突した。北中米カリブ海王者のメキシコとの初戦を2-2で終え、貴重な勝ち点1を奪取したポルトガルと、開幕戦でニュージーランドに2-0と快勝を収めたロシアの一戦は、あの男のゴールで口火を切った。
試合開始わずか7分、ポルトガルは左サイドのゲレイロがペナルティエリア内へクロスを送ると、これにクリスチアーノ・ロナウドがヘディングで合わせて先制ゴールを奪う。
絶好の立ち上がりを見せたポルトガル、25分にはクリスチアーノ・ロナウドが自ら得たフリーキックを直接狙うも、これは相手ゴールキーパーのアキンフェエフの正面に飛ぶ。守りの時間が続いたロシアも、40分ようやくチャンスを演出。エースストライカーのフョードル・スモロフが右からのクロスを左足で合わせるも、シュートは枠を外れた。
ポルトガルの一点リードで迎えた後半50分、ベルナルド・シルヴァのクロスにアンドレ・シルヴァがヘディングで合わせるもこれはアキンフェエフの好セーブに阻まれる。57分には前節ゴールを挙げたセドリックがペナルティエリア手前から強烈な無回転シュートを放つも、やはりアキンフェエフにセーブされる。
押せ押せのポルトガルは63分、65分にも立て続けにチャンスを作るが、いずれも枠を射止めることができず、なかなか追加点を奪うことができない状態に少しずつフラストレーションが募っていく。
それに乗じてロシアは終盤猛攻を仕掛けるも、こちらも一点が遠い。最後は細かくパスをつなぐことなくシンプルにロングボールを入れて一発を狙うも、ブルーノ・アルヴェス、ペペ率いるポルトガルの鉄壁の守備網を掻い潜るには至らなかった。
・決定力不足に泣いたロシア
試合は1-0で虎の子の一点を守ったポルトガルが制した。これにより、ポルトガルは勝ち点を4に伸ばして決勝トーナメント進出に王手。ロシアは最終戦のメキシコ戦にグループリーグ突破の望みをかける。この日枠内シュート0に終わったホスト国ロシアだが、最終戦で課題の決定力を克服することができるかが勝利への鍵となる。
尚、この日のマンオブザマッチには、先制点を決めたクリスチアーノ・ロナウドが選出されており、彼にとって2戦連続での栄誉となった。
グループAもう一つの試合、メキシコとニュージーランドによる一戦は、2-1でメキシコが勝利している。
・メキシコはニュージーランド相手に苦戦
21日、ロシアで開催されているコンフェデレーションズカップのグループリーグ第二戦が行われ、北中米カリブ海王者のメキシコとオセアニア王者のニュージーランドが激突した。
ポルトガルとの初戦で貴重な勝ち点1を獲得したメキシコと、開催国ロシア相手に0-2と完敗したニュージーランドの一戦は、戦前の予想とは違いアウトサイダーのニュージーランドが良い形で試合に入る。
ゲームの立ち上がりこそメキシコにポゼッションを許していたニュージーランドだったが、相手のミスもあって次第に主導権を握りだす。27分にはエースのクリス・ウッドがペナルティエリア手前から右足シュートを放つも、相手ゴールキーパーのタラベラの好セーブに阻まれる。
しかし41分、ニュージーランドはペナルティエリア手前からクレイトン・ルイスが相手のクリアボールに素早く反応し、そのままワンタッチでペナルティエリア内へラストパス、これをフリーになっていたクリス・ウッドが右足で冷静に決めて待望の先制ゴールを奪取した。
ビハインドで折り返したメキシコは、後半立ち上がりから一気に攻勢に出る。ペナルティエリア内でゴールに背中を向けながらパスを受けたラウール・ヒメネスが、素早く反転して強烈なシュートを放つ。ディフェンス陣の意表をつくシュートは、ゴール左上隅に見事に決まり同点に追いつく。
メキシコの勢いは止まらず、71分にオリベ・ペラルタがアキーノの左サイドからのマイナスの折り返しを冷静に決めて2-1と逆転。ニュージーランドはとうとうゲームをひっくり返されてしまった。
このままだとグループリーグ敗退が決定してしまうニュージーランドは、終盤なんとか同点にしようと猛攻を仕掛けるが、クリス・ウッドが決定機を決められずスコアを動かせない。85分にはライアン・トーマスのシュートがポストに嫌われるなど、1点が遠く試合はそのままタイムアップ。
結果、2-1でメキシコがニュージーランドを退け、勝ち点を4に伸ばした。一方で連敗となったニュージーランドはグループリーグ敗退が決定。ニュージーランドは第一戦の敗戦から上手く切り替えて、良い立ち上がりを見せ難敵メキシコを苦しめたが、アップセットとはいかなかった。エースストライカーのクリス・ウッドが、幾度となく訪れたチャンスをものにできなかったことが最大の敗因だろう。
次節メキシコはポルトガルに敗れた開催国ロシアと、ニュージーランドはポルトガルとそれぞれ対戦する。
・ポルトガル×スペイン 注目の一戦
20日、ポーランドで開催されているU-21欧州選手権のグループステージ第2節が行われた。
この日の注目カードは、A代表に続く欧州選手権制覇の期待がかかるポルトガル代表とデウロフェウ、アセンシオ等タレント軍団のスペイン代表の対決だ。
最初に先制したのはスペインだった。前半20分、前線でパスを受けたアトレティコ・マドリードのサウール・ニゲスがドリブルで次々と相手ディフェンダーをかわしペナルティエリア内に侵入。そのまま左足で放ったシュートは、ディフェンダーに当たり、わずかにディフレクトしたボールがゴール左に吸い込まれ1-0。
前半圧倒的にゲームを支配したスペインの勢いは後半も衰えることなく、65分には追加点が生まれる。右サイドで抜けだしたミランのジェラール・デウロフェウがエリア内にグラウンダークロス。これをサンドロ・ラミレスがワンタッチでゴールへ流し込んでスペインが2-0とする。
苦しいポルトガルだったが、76分にワンチャンスをものにする。セットプレーのこぼれ球をペナルティエリア手前からブルマが左足で強烈なボレーシュートをゴールへ叩き込み、一点差とする
しかし後半アディショナルタイム追加点を奪ったのはスペインだった。93分イニャキ・ウィリアムスがだめ押しとなる3点目を奪って、ポルトガルの追随を許さない。
試合はこのまま3-1でタイムアップとなり、スペインが連勝で決勝トーナメント進出に王手をかけた。初戦マケドニア相手に5-0と大勝し、この日も攻撃陣が爆発して2試合合計で8得点を奪うという無双ぶりのスペイン。このドリームチームを止められるチームは今後出てくるのだろうか…
・セルビア×マケドニアは痛み分け
この日行われたもう一つのゲーム、マケドニアとセルビアによる事実上「3位争い」の一戦は、2-2の痛み分けに終わった。セルビアは24分にエースでフランクフルト所属のミヤト・ガチノビッチの得点で先制するも、64分にエニス・バルディのペナルティキックでマケドニアに追いつかれる。
さらに83分にはニコラ・グジョルグジェフに逆転ゴールを許すも、後半アディショナルタイムにジブコヴィッチのフリーキックからウロシュ・ジュルジェビッチがヘディングで得点し、セルビアが土壇場で2-2に持ち込んだ。
最終節は23日に行われ、スペインはセルビアと、ポルトガルはマケドニアとそれぞれ対決する。
・前半はお互い限られたチャンスをものにする
18日ロシアで開催されているコンフェデレーションズカップが2日目を迎え、グループAではポルトガルとメキシコが対戦した。このヨーロッパ王者と北中米カリブ海王者の注目の一戦は、2-2のドローに終わった。
同大会初出場となるポルトガルは、絶対的エースのクリスチアーノ・ロナウドや、ドルトムントのラファエル・ゲレイロ、バルセロナのアンドレ・ゴメスといったタレントが揃ってスタメン。一方のメキシコも、エースのハビエル・エルナンデスやジョナタン・ドスサントス、エクトル・エレーラに加え、3年半代表から遠ざかっていたカルロス・ベラ等実力者がズラリ顔を揃えた。
試合序盤こそ、クリスチアーノ・ロナウドやナニになかなかボールが収まらず、メキシコにポゼッションを許したポルトガルだが、限られたチャンスを確実に決定機に結び付けていく。
前半20分のナニのゴールこそビデオ・アシスタント・レフェリーに取り消されるが、後半33分にカウンターからクリスチアーノ・ロナウドがドリブルで仕掛け、ペナルティエリア左で時間を作ると、逆サイドに走り込んでいたフリーのリカルド・クアレスマにラストパス。
クアレスマが冷静にメキシコGKのオチョアをかわしてゴール。ポルトガルが待望の先制点を挙げる。
しかし喜びもつかの間、41分に左からのクロスをカルロス・ベラがエリア中央に頭で折り返し、そのボールをハビエル・エルナンデスがヘディングで合わせる。これが決まって、すかさずメキシコが試合を振り出しに戻した。
・試合終了間際にドラマが…
1-1で折り返した後半、両者なかなか決定機を作ることができずにいたが、終盤の40分にようやく均衡が破れる。G・マルティンスが折り返したこぼれ球にサイドバックのセドリック・ソアレスが反応し右足でシュート。相手に当たってディフレクトしたボールはゴールへ吸い込まれた。これによりポルトガルが2-1と勝ち越し。
しかし試合はこれで終わらない。メキシコは後半アディショナルタイムにコーナーキックからエクトル・モレノが難しい体勢ながらもなんとかヘディングシュートをねじ込む。これが右ポストに跳ね返ってゴールイン。
結果、ヨーロッパ王者と北中米カリブ海王者の試合は、2-2の痛み分けとなった。尚、マンオブザマッチはこの日一点目のゴールをアシストしたクリスチアーノ・ロナウドとなっている。