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柴崎のスーパーボレーがリーガ公式の第4節ベストゴールに!

・リーガ公式の第4節ベストゴールに選出
バルセロナを相手に強烈ボレーを叩きこんで一躍ヨーロッパ中にその名を轟かせた日本代表でヘタフェの10番柴崎岳。このあまりにも美しい自身リーガエスパニョーラ初ゴールは、リーガエスパニョーラ第4節のベストゴールに選出された。

ドイツ代表ゴールキーパーのマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンでさえも「なすすべが無かった」と脱帽したこのシュートは、またたくまに世界中の欧州サッカーハイライトに映し出され、今なお各地で称賛の声がやまない。スペインの地でベストゴールに選手された日本人選手はこれまでにおらず、柴崎は「日本人初」の快挙を成し遂げたことにもなる。

スペインメディアは然ることながら、その他世界中のメディアが「美しいボレー」「歴史を塗り替えた」「天才的な輝き」「まるで絵画のような芸術作品だ」等あらゆる表現でこのたったひとつのスーパーゴールに賛辞を送っている。

今節のベストゴールにこの柴崎のボレーを選出したリーガエスパニョーラは、公式サイトにて「ガクシバサキの左足から放たれたシュートは、マッチデー4における5つ星のゴールとなった」と紹介するとともにあらためてそのゴールシーンの動画を掲載した。

加えて、「ペナルティエリア外から正確無比なシュートでテア・シュテーゲンが守るゴールを射ぬいてバルセロナから先制点を奪った。レアル・マドリード、バルセロナの両チームから得点を奪ったはじめての日本人となった。」と記しており、スペインのメガクラブ2つからインパクトのあるゴールを決めた快挙を改めて称えている。

・10月の代表選は帯同困難か?
このゴールを決めた後、柴崎は左足を負傷してピッチを後にし、後日のクラブ会長からの発表で全治1ヶ月~1ヶ月半を要することが判明した。来月に行われる日本代表戦2試合(ニュージーランド戦、ハイチ戦)、またリーガでのレアル・マドリード戦等の出場が懸念されるが、できるだけ早期の回復を期待したい。そして、またヨーロッパ中を驚かせるような芸術的なプレーを楽しみにしたい。

来月のキリンチャレンジカップでの代表合流が困難だとしても、再来月に行われる予定の欧州遠征のビッグマッチ(ブラジル、フランス、ベルギー、スイス等が対戦相手候補)には帯同できるはずだ。

乾貴士先発フル出場のエイバル、開幕白星スタート 乾には最高タイの評価

・エイバルの白星に貢献した乾
現地時間21日、リーガエスパニョーラ第一節の最後の試合が行われ、日本代表の乾貴士が所属するエイバルがマラガと対戦した。
開幕スタメンの座を掴んだ乾はフル出場を果たし、攻守両面でチームの1-0での勝利に大きく貢献。スペイン各誌でもエイバル、マラガ両チームで最高タイの評価を受けている。

昨シーズンの乾は、エイバルのアジア戦略によって一時日本へ帰国したことがあたが、その直後に得点を決め、さらにはリーガ最終節でバルセロナ相手にカンプノウで非常に難易度の高いボレーシュートを2発マークするなど、とりわけリーグ終盤に絶対的な存在感を示した。
新たなシーズンに入っても、指揮官のメンディバルから受ける信頼は大きなもので、例によってこの日も2列目の左でチャンスを与えられた。

前半から乾は個人技を発揮する。16分、19分とやわらかいボールタッチで左サイドから攻撃を仕掛けると、ゴール前へ鋭いラストパスを送る。惜しくもチームメイトのシャルレスがこれに合わせることができなかったが、立て続けに乾が決定機を演出。
31分には自らドリブルで運んでミドルシュートを放つなど、前半だけでいくつかのチャンスを演出する。

後半に入ってからも乾がエイバルの攻撃の軸となりリズムを生み出す。すると、11分にエイバルにとって待望の先制ゴールが生まれる。右からのクロスにここまで不発だったシャルレスが合わせて1-0。
乾はその後32分に味方からのパスを巧みにトラップして、ペナルティエリア内でキーパーと一対一でシュートを放つが、この最大のチャンスは相手ゴールキーパーのビッグセーブによって逸してしまう。

守備面においても前線から積極的にプレッシングをかけたり、ボールを奪われたとしてもすぐさま果敢に奪い返しにいったりとハードワークした乾。
スペイン紙「マルカ」の採点でも決勝ゴールを奪ったシャルレスと同様に両チーム合わせて最高タイとなる評価が与えられている。とりわけエイバルのチャンスメイクに力を発揮したことが評価されているようだ。

24日には、ハリルホジッチ監督によって8月31日、9月6日のワールドカップアジア最終予選の日本代表メンバー発表が行われるが、代表入りへアピールに成功したのではないだろうか。テクニックと献身性を兼ね備えており、現在絶好調の乾には、ぜひとも日本代表でも左サイドで先発出場してほしい。

柴崎岳先発出場のヘタフェ、難敵ビルバオ相手にアウェーで勝ち点もぎ取る

・2トップの一角として先発した柴崎
現地時間20日、リーガエスパニョーラの開幕節が行われ、日本代表入りを目指す柴崎岳が所属するヘタフェはアスレチック・ビルバオとアウェーで対戦した。

2部テネリフェから移籍し、いきなりチームの10番を背負うことになった柴崎だが、この日は戦前の予想とは少し異なるポジションで起用された。メディアプンタ(いわゆるトップ下)でのプレーが予想されたが、ストライカーのモリーナと2トップを組むような形で先発出場した柴崎。

もともとフィジカルで勝負をするタイプの選手ではないため、空中戦に手こずっている感はあったものの、足元にボールが渡った際には精力的に前の選手へボールを散らしていた。自身でもヘディングで果敢にゴールを狙った。だが、前半は決定的なシーンを演出するには至らなかった。

後半に入っても前線でタメを作る動きが求められた柴崎だが、14分には巧みにボールをキープし右サイドへ展開するなど一定の存在感を見せた。しかし、アルバロが退場したことによってチームが数的不利になると、右サイドの穴埋めが急務となり柴崎はセルヒオ・モラと交代しピッチを退いた。

・ヘタフェ疑惑の判定でゴールならず…
ヨーロッパリーグの予選を戦った後中2日でヘタフェ戦を迎えたビルバオだが、終始ヘタフェ陣内でプレーし多くのチャンスを作った。だが、決定的なシュートはことごとく外れなかなかゴールネットを揺らすことができない。
この試合の一番大きなチャンスは逆にヘタフェの方で、前半8分、セットプレーからホルへ・モリーナがヘディングで合わせたボールはビルバオ守護神ケパがライン上でかきだしたように見えた。

しかし、これはそう見えただけで、ビデオでチェックすると実際は明らかにゴールラインを割っていた。このシーンを見る限り、リーガエスパニョーラでもあらためビデオアシスタントレフェリーの導入を検討する必要があるのではないかと感じさせられた。

結局両者最後まで得点を奪うことができずに、試合はスコアレスドローに終わった。昇格組のヘタフェにとっては、アウェーで難敵のアスレチック・ビルバオ相手に勝ち点1をもぎ取れたことは大きな収穫だったといって差し支えないだろう。
さて、柴崎は次節も先発メンバーに入れるだろうか。今シーズンの活躍に注目だ。


誰が勝つのか!?
誰が勝つのか!?

柴崎VS乾の日本人対決にスペイン紙も注目 今季こそ初の日本人対決実現なるか

・柴崎VS乾にマドリード紙も注目
現地時間21日、リーガ・エスパニョーラが2017-18シーズンの日程を発表したが、マドリード紙『CAPITOL DEPORTE』が、序盤戦の注目カードに、柴崎岳が所属するヘタフェと乾貴士が所属するエイバルによる日本人対決を挙げた。

少し前までは、リーガエスパニョーラで日本人同士の対決が実現するということ自体夢物語だったが、そんな彼らの対戦の可能性にスペイン紙がスポットを当てる時代になったという訳だ。

『CAPITOL DEPORTE』は、両者の対戦についてこのように綴っている。
「ガクがヘタフェへ移籍したということは、エイバルに所属するイヌイタカシとの同国対決が実現するということになる。日本人同士が対戦するということは、リーガエスパニョーラの歴史上はじめてのことだ。日出ずる国のサポーターたちは、この2人の対戦を心待ちにしていることだろう。なぜなら、彼らは今の日本サッカーシーンにおいて代表するプレイヤーだからだ。第一戦は15節12月10日にヘタフェの本拠地で、第二戦は34節来年4月22日にエイバルのホームで開催される。」

・直接対決ならスペイン初
スペイン紙がこのように日本人のことを取り上げていること自体喜ばしいことだ。ちなみに、昨シーズンはハノーファーからセビージャへ加入した清武弘嗣がとりわけ注目を集めたが、最終的にはベンチメンバーに入ることさえままならず、冬のマーケットでセレッソ大阪へ移籍してしまった。
また、注目された乾との日本人対決もこれまた実現しなかった。第一戦は清武がフル出場するも乾がメンバー外、第二戦は清武がチームを去ったことで実現せず。

2部リーグに目を移しても日本人対決が実現した例はない。昨シーズンは、テネリフェの柴崎とタラゴナの鈴木大輔のマッチアップが期待されたが、両者がピッチ上で顔を合わせることは無かった。

柴崎と乾の初対決は、12月の15節とまだまだ先の話だが、冬までに両者がチームで確固たる地位を築き上げていることを願おう。両選手は、どんなかたちでシーズンをスタートさせ、直接対決の日を迎えるのだろうか。その日に至るまでの2人の歩みにも注目だ。
来年開催されるロシアワールドカップで、この2人が代表チームの中心になっていてもなんら不思議ではない。