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酒井高徳がキャプテンを務めるハンブルガー、まさかのポカール初戦敗退

・酒井主将のハンブルガーが初戦敗退
DFBポカール1回戦の最終日となった現地時間13日、日本代表のサイドバック酒井高徳が所属するハンブルガーSVは、敵地で3部のオスナブリュックと対戦した。

この試合、10人となった格下相手にハンブルガーは苦杯をけっし、屈辱のDFBポカール1回戦敗退となってしまった。DFBポカール1回戦を通しての最大のサプライズとなったこの一戦、ドイツ誌も驚きを持って報道している。

この日も例のごとくキャプレンマークを巻いてフル出場した酒井高徳は試合後、「かなり痛いですね。なにより負け方が悪いというか、ポカール特有の雰囲気に飲まれてしまった感はある」と悔しさをあらわにした。

前半17分にオスナブリュックはマルセル・アピアががレッドカードで退場となり、前半の早い時間から数的優位に立ったハンブルガーだったが、気のゆるみが生じたのか逆に前半38分に先制ゴールを許した。

これに関して酒井は、「相手が一人減ってから、いいことをしようとか、どうやって崩そうかということばかりを考えちゃって、直接的にゴールに結びつくようなプレーが疎かになってしまった。それが今回の敗戦の要因の一つなのかなと思う」と振り返った。

0-1で折り返した後半も、数的不利のオスナブリュックに押し込まれる時間が続き、15分と25分に立て続けに失点してしまった。振り返ってみると、15分の失点でさらにずるずるチームの雰囲気が悪くなってしまった感があるため、2失点目をなんとしてでも防ぎたかったところだ。
ハンブルガーはその後28分にペナルティキックを獲得し、これは確実に沈めて2点差に詰め寄るも、ここから盛り返すことはできなかった。一昨年も4部チームに敗れているハンブルガーだが、今回はその二の舞となってしまった。

昨シーズンの8強進出に大きく貢献した酒井は、「それぞれのチームが属しているリーグの特色というか、力の使いどころがまたブンデスリーガと違うところがあるため、こうしたサプライズが起こることはある」と同大会の難しさに触れ、「心の中で、この程度で良いだろうとか、ボールをできるだけ保持しようと考えることが逆に試合のテンポを遅らせてしまった。相手のリズムに飲まれたという訳ではなく、こちらが相手に合わせてしまった」と悔やんだ。

ハンブルガーが酒井高徳を引き続きキャプテンに任命したことを発表!

・引き続きキャプテンは酒井高徳
現地時間9日、ブンデスリーガハンブルガーSVは、新シーズンのキャプテンを昨シーズンに引き続いて日本代表のサイドバック酒井高徳に託したことを発表した。またドイツ誌「キッカー」によれば、副キャプテンには、キリアコス・パパドプロスとメルギム・マフライのセンターバックコンビが選ばれたそうだ。

引き続きキャプテンマークを巻く資格を与えられた酒井高徳は、ハンブルガーの公式ホームページでこのように語っている。
「私にとってこの上なく名誉なことですし、再びこれほど大きな、そして非常に大事な役割を担うことができて本当にうれしく思っています。新たなシーズン、そうした期待にぜひ応えていきたいと思っています」と思いの丈を綴った。

加えて、「チーム、メディアに対して、今まで以上に自主性と自信を持ってやっていかねばならないなと思っています。監督は昨シーズンはよくやったと褒めてくれました。ただ、これからはより一層の責任感を持ってやっていきたいです」と語った。

酒井高徳は、昨年11月に行われたブンデスリーガのホッフェンハイム戦で、それまでキャプテンを務めていたスイス代表のセンターバック、ヨハン・ジュルーに代わってはじめてキャプテンマークを巻いてピッチに立った。
その昨シーズンは、全34試合中33試合に出場し、とくにリーグ終盤戦はリーダーとして気迫あふれるプレーを見せてチームの1部残留に大きく貢献した。

・ユーティリティ性も光る酒井
本職は左サイドバックだが、ときには右サイドバック、またある時にはボランチでのプレーもそつなく熟し、監督にそのユーティリティ性も示した。これだけ複数のポジションを高い技術でこなし、尚且つチームの為にハードワークする選手は、ヨーロッパ中を探してもそう何人もいるわけではない。

昨シーズンは記憶に残るような強烈なミドルシュートを突き刺したり、2アシストという結果もマークした。
開幕当初はなかなか勝ち星を奪えず、10試合中2分8敗という散々な結果に終始したハンブルク。しかしその後酒井がキャプテンを務めるようになると、チームは24試合で10勝6分8敗と立て直し、逆転で残留を決めた。

尚、近年残留争いを繰り広げることが多くなったこの古豪は、いまだかつてブンデスリーガにおいて2部に降格したことがない。これはバイエルン・ミュンヘンもボルシア・ドルトムントもなしえていないことで、同リーグ唯一の記録となっている。
来シーズンこそは、キャプテン酒井の力で上位進出を目指したいところだ。

今回も「ボランチ酒井」濃厚?クラブでの経験は他のボランチ選手に負けず劣らず

・ボランチでの出場も視野に
1日千葉で午前と午後の二部に分かれる練習を行った日本代表。今シーズン所属クラブのハンブルガーSVでキャプテンを任され、不動の地位を築いた酒井高徳は、今回の代表戦はポジションにこだわりはなく、ボランチでの起用も大歓迎だという姿勢を見せている。

ハンブルガーでも本職の左サイドバックに加えて右サイドバック、さらにはボランチとあらゆるポジションでプレーをした酒井。代表戦でも、どのポジションで出る場合でもいい準備さえできていれば対応可能だと説明している。

「ハンブルクで1年通して戦ってみて感じたのは、環境や状態で変わってくるかもしれないけど、どのポジションで出場した場合でも自分を必要としてくれるチームでその期待に応えるということがやはり一番大事。おそらく自分がボランチをやって手ごたえを掴めたのは、監督自身がお墨付きをくれたことで自信になった部分も大きいと思う。ハリルホジッチ監督に対しても、こういうことをしたいんだという強い気持ちを持っていれば、良い準備をしてしっかりプレーすることができると思っている」と強気の姿勢を示した。

加えて、「ハンブルガーでもシーズン序盤は思うようにいかなかったけど、少しずつ良くなっていって、チームからボランチを任されることになったので、あくまで必要とされる場所で上手くやっていきたいです」と語った。

・ハリルホジッチがチョイスするのは…?
サイドバックというポジションへのこだわりが全くなく、「必要とされるならどこでも戦う」という姿勢が清々しい。こういうメンタルを持ち合わせているからこそクラブでキャプテンを任されるのだろうと感じますね。
また、サイドバックとボランチでそれぞれプレーする際の気持ちについて、「それぞれのポジションで感覚的なところを研ぎ澄ませてプレーしたい」と言及。

前回の代表戦でもボランチを任せられた酒井でしたが、今回も長谷部と今野が不在の中でシチュエーション的には前回と被っています。今回はブルガリアから加藤が招集されているため、そういった新戦力のプレーも見てみたいところ。その他、ガンバ大阪の井手口といった有望な若手も控えています。
前回の「ボランチ酒井」はお世辞にも良いプレーを見せたとは言い難いクオリティでしたが、今回ハリルホジッチ監督は重要なイラク戦で誰をファーストチョイスにするのでしょうか。今回ボランチの人選が一つ見どころです。